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ドコモ新料金プランのオススメは?

2014.06.24 UP

2014年6月、ドコモに驚きの料金プランが誕生しました。
定額で通話し放題になったり、家族で通信データ量をシェアできたり、長くドコモを使っているとお得になったりと、いままでとはまったく違う内容になっているのです。
そこで、今回はドコモの新プランについて、オススメを紹介していきます!

基本使用料だけで他社ケータイにも固定電話にも通話できる「カケホーダイ」

これまでは「1日2分以上かける」「1日18分以上かける」など、通話時間に応じて基本使用料と通話料、無料通話分が変化しました。
しかし、新プランでは、誰でも基本使用料を支払うだけで、国内通話が24時間無料になるのです。自分の通話時間と比較してプランを選ばなくていいので、よりシンプルでわかりやすく、さらにお得に使えるというわけです。

以下が新プランの料金。「カケホーダイプラン」が通話も通信も行えるスタンダードなプランで、「データプラン」は、通話をせずに通信だけ利用する場合にお得なプランです。
つまり、スマホで通話する場合、月々2,700円(※1)で通話し放題なんです!

基本プラン デバイス 名称 月額基本使用料(※1)
(定期契約なし)
通話料 インターネット接続
サービス月額利用料
カケホーダイプラン スマホ
タブレット
カケホーダイプラン
(スマホ/タブレット)
2,700円
(4,200円)
国内通話無料(※2) spモード:300円
iモード:300円
moperaU:200円~
ケータイ カケホーダイプラン
(ケータイ)
2,200円
(3,700円)
データプラン スマホ
タブレット
データプラン
(スマホ/タブレット)
1,700円
(3,200円)
 
データカード
ルーター
データプラン
(ルーター)
1,200円
(2,700円)
 

※1 2年間同一回線の継続利用が条件となり、料金プランの変更、契約変更および解約のお申出がない場合、自動更新となります。契約期間内での回線解約・定期契約のない料金プランへの変更時などには、9,500円の解約金がかかります。
※2 海外での発着信、WORLD CALL、(104)の番号案内料、ショートメッセージサービス、衛星電話/衛星船舶電話などは対象外となります。

通信データ量を家族で分け合える「パケットパック」

これまではパケット定額サービスが一般的でしたが、新プランでは月々決まったデータ量を家族で分け合えるプランが登場。
もし全員が同じくらい通信を行う場合、全員がバラバラのプランに入るより、まとめてシェアする方がお得になる可能性が高いのです。

まずは、詳しい料金プランを見ていきましょう。
「家族でシェア」の場合、代表回線の方に「月額定額料」が課金され、子回線の方には「シェアオプション月額定額料500円」が課金されます。
4人家族で「シェアパック10」を共有する場合、代表回線の月額定額料「9,500円」+子回線のシェアオプション月額定額料「500円」×3人分=「11,000円」となります。

パケットパック プラン名称 月々の利用可能データ量 月額定額料 利用可能データ量超過時
1人で利用 データSパック 2GB 3,500円 リミットモード(※)
データMパック 5GB 5,000円
家族でシェア シェアパック10 10GB 9,500円
シェアパック15 15GB 12,500円
シェアパック20 20GB 16,000円
シェアパック30 30GB 22,500円
らくらくスマートフォン向け らくらくパック 200MB 2,000円

※利用可能データ量を超過した場合は「リミットモード」となります。「リミットモード」時は、通信速度が送受信時最大128kbpsとなります。なお、利用可能データ量超過後も、あらかじめ追加で利用するデータ量を決めることで、通常速度で利用できるオプションサービス「スピードモード」も契約可能です。また、どちらのモードでも都度1GBずつ追加できる「1GB追加オプション」の申込みが可能です。従来のXiパケット定額サービスでは「スピードモード」「1GB追加オプション」は申込みできません。現状どおり、都度2,500円/2GB単位での申込みが必要となります。

「家族でシェア」を検討する場合、家族がどのくらいデータ量を使っているか、請求書などで確認するといいでしょう。ちなみに、1GBの目安は以下のようになります。

ニュースサイトなどの閲覧 約3,490分(1ページの容量300KB、1ページ1分と想定)
メールの送受信 約2,040通(1通の容量500KBと想定、添付ファイル含む)
音楽をダウンロード 約250曲(4分間の楽曲の場合)
ネット動画の閲覧 約270分(中画質(ビットレート512kbps)程度の場合)

さらに、新プランでは新たな割引サービスが2つ誕生しました。
「U25応援割」は、25歳以下のユーザーが使う1回線あたり、毎月500円の割引に加え、データ量1GBプレゼントされるサービスです。4人家族のなかに25歳以下が2人いたら、毎月1,000円割引され、さらに2GBプレゼントされるというわけです。

もう1つの割引サービス「ずっとドコモ割」は、ドコモの利用年数に応じて「パケットパック」が割引されます。
代表回線の方の年数ではなく、家族でもっとも長く使っている方の年数に合わせて割引されます。例えば、代表回線の父親が利用年数6年、子回線の母親が利用年数11年の場合、母親の「11年」が適応されるのです。

パケットパック 6~8年 9~10年 11~15年 16年以上
データSパック       -600円/月
データMパック     -600円/月 -800円/月
シェアパック10 -300円/月 -600円/月 -800円/月 -1,000円/月
シェアパック15 -300円/月 -600円/月 -800円/月 -1,000円/月
シェアパック20 -600円/月 -800円/月 -1,000円/月 -1,500円/月
シェアパック30 -800円/月 -1,000円/月 -1,500円/月 -2,000円/月
らくらくパック       -600円/月

例えば、両親と子ども2人の4人家族がそれぞれ「Xiパケ・ホーダイライト」(4,700円)に加入して3GBずつ使っていた場合、全員で18,800円です。
しかし、「シェアパック10」(9,500円+1,500円)に加入し、子どもが25歳以下であれば「U25応援割」が適用されるので、家族全員で10,000円になるのです。

「料金を抑えたい」「パケットをたくさん使いたい」それぞれのオススメはこちら!

いろいろとプランを紹介してきましたが、具体的にはどのように選べばいいのでしょうか? ドコモを使っている夫婦を例に、2つのケースを考えてみました。

料金を抑えたい場合は、それぞれがもっとも低い価格のプランに入ると価格を抑えられます。ただ、「データSパック」で「ずっとドコモ割」が適用されるのは利用年数16年以上からなので、注意が必要です。
「通話はするけど、通信はしない」という場合も、料金を抑えられるプランと同じものを選ぶと、安くお得になりますよ。

通信が多い場合は、パケットパックの「家族でシェア」がオススメ。
2人で「シェアパック10」を分け合っても、それぞれに「データMパック」に入っても合計は同じ10,000円ですが、「シェアパック10」の方が「ずっとドコモ割」の割引率が高いので、最終的な金額が変わってくるのです。

また、4人家族でスマホ2台、ケータイ2台を持っている場合は、以下のようなプランに見直してみるのもいいでしょう。

あとがき

今回は、ドコモの新料金プランについてご紹介しました。
家族全員がドコモユーザーだったり、1人でドコモのスマホやタブレットを複数台持っている場合は、いままでよりもお得に使えるはずです。
ことしの8月末までは、従来の料金プランでの新規契約や機種変更も受け付けており、9月以降は新プランのみの受付となるそうです。新プランに変えるべきか迷っている人は、早めにショップに行って相談してみるといいでしょう。
あなたや家族のケータイ利用に応じたプランを見つけて、お得に使ってくださいね。

  • 掲載されている製品・サービスは、2014-07-07 現在の情報になります。
  • スペック情報、価格は万全な保障を致しかねます。詳細については、各メーカーにお問い合わせください。

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