修理人たぐちの徒然日記コラム・ギャラリー
2017.09.29【Vol.1498】
花卉農家では種から育てたシクラメンを年末商戦へ向け手入れが欠かせません。
8月5日に蕎麦を播種して一月、青野原&青根に一番花が咲き始めました。此より順次花芽が育ち小昆虫の助けを借りて受粉されます。
この2~3日後の台風15号の影響が心配でしたが被害無しで終わりました。
播種してから40日、満開間近の青根原蕎麦畑。蜜蜂が飛び交い受粉を助けます。
山間の畑ですね!野生獣が蕎麦畑を歩き回ったようですが、食害痕は見受けられませんでした。
青根の畑も順調な生育で蜜蜂が飛び回っています。畑周りの除草をしてきました。
問題はコヒルガオの影響です。耕耘したときに地下茎を切り刻みましたから刻んだ数だけ増えてしまいました。蕎麦の成長が早いか?コヒルガオの駆け登りが勝るかの競争でしょうか!所が嫌われ者の雑草コヒルガオの踏ん張りで台風18号の強風から倒伏を免れたのです。
青野原の草丈は120cm・青根は110cmと気温差と日当たり時間で差が出たものと思います。
蕎麦畑に西日は禁物で丹沢山塊が西日を遮ってくれるのです。
葉を家畜の餌とし、蔓は生活道具の一部に役立てていましたが、今では厄介者の雑草扱い。
肥大した根より抽出する葛粉は本葛と呼ばれ非常に高価です。
道志川支流に胡桃の樹あり。収穫を知らせる腐敗が果皮に見られるようになり持ち帰りました。自宅で踏みつぶし果皮を剥きます。非常にアクが強いので素手は禁物。ほどほどにして置き水に浸して残った果皮を腐敗させます。綺麗になったところで陰干しして保存します。
大型の18号台風は九州沖。不気味に焼けた空が2~3日後の被害を知らせているのでしょうか?
明け方より風雨強く眠りを妨げられました。
18号は蕎麦畑の北側を通過し、強い南風は丹沢の壁に遮られることなく道志川を吹き抜けたようで青野原ではお隣の物置が破壊され蕎麦畑に飛ばされ、あえなく潰され枯れてしまいました。全体に倒伏し、何処まで起き上がり小法師になりますかね。
青根はコヒルガオのお陰ですね!倒伏せずに済みました。