十日町蕎麦打ち合宿（蕎麦編）

まつだい芝峠温泉雲海に併設されている松代ふるさと道場。一時群発地震で騒がれた松代は此の地とかと勘違い。読み方は「まつだい」でした。
立派な設備です。さてさて如何お遊びに興じるか？蕎麦打ちに疲れれば一風呂浴びて昼寝も可能です。

厨房には大きな蕎麦店並みの釜がありました。

たかさご会のユニホームに着替え鏡に映る姿にうっとり、思わず自画像撮りを致します。

合宿開会の挨拶も終わり早速打ち始めました参加者。蕎麦打ち教室と違い問題点は個人指導です。頭に締めました手ぬぐいが並々ならぬ気合いを物語っています。

持ち込みました生ビールサーバー。元阪神川藤並みにひっかけませんと打てないと喉へ流し込みました。

桜切りを打っている参加者。蕎麦打ち教室の指導者が心配の余り覗き込んでいます。

合宿は幾つになりましても心浮き浮きです。思い切り愉しまなければとパクチー蕎麦切りを思い描きましたが、臭いよ～！で却下の憂き目になりました。
ではと人参・赤＆黄色パプリカ切りは如何なるのかを試します。
人参をすり下ろしましたが素材の堅さで課題を残してしまいました。赤パプリカはおろし金の刃の選択を間違え短い蕎麦となり、加水率でも失敗し、課題を残した次第です。

もう失敗は許されません。おろし金の刃を細かい方ですり、ブレンダーでより細かく繊維を粉砕します。加水率を慎重にいたしチョイ堅目の打ち上がりは蕎麦らしい長さを保てました。合わせるは貝割れ大根。パプリカの甘い風味を貝割れのチョイ辛が絶妙で参加女子の人気となりました。

すじ青のりと言えば天然で自然乾燥の四万十川産がブランド。方や吉野川産は養殖の火力乾燥にも関わらず味と香りの品質は一級品。因みにお値段を調べてみました。吉野川産10ｇで296円。四万十川産12ｇで648円と大きな違いがありました。となれば正直に表示してあり品質の良い徳島県吉野川産を選びたいですね。新鮮でしたすじ青のり切りでした。

高級な胡麻油ですので危ない天麩羅で食べ過ぎ注意報発令中です。

蕎麦を酢締めして蕎麦稲荷を仕込み始めました。代わる代わる参加者が立ち寄り笊に並ばない盛況さでした。

右より赤パプリカ・茶蕎麦・黄色パプリカ・吉野川海苔切りの遊びの集大成。
色味も綺麗ですね。女子受けすると思いますが、正当派十割蕎麦店主は苦笑いでした。