修理人たぐちの徒然日記コラム・ギャラリー
2017.09.01【Vol.1492】
青根・青根原へ秋蕎麦を播種しますが、耕耘するにトラクター等を運ばねばなりません。従来の運び車をお借りすることが出来ず、お仲間の安堵します。
長い期間休耕田であった青野原の畑を使用して欲しいとの申し出がありました。けれども放棄期間長く灌木に覆われ耕作状態に戻すに大変な費えが掛かったようです。農地である以上放棄地にしておくと農業委員会より指摘されますから通年を通した運用を計画しています。耕耘してトンボで線を曳き交代でたねまき権兵衛を押します。
平坦地は何をするにも楽ですね。本日の参加者は、大豆作りの世話役さんと若いお嬢さんに大豆作りに参加している蕎麦打ち仲間でした。
たねまき権兵衛で蒔きますが受け皿に規定外の玄蕎麦が落ちてきます。
まずいよね!時既に遅しです。用意した玄蕎麦が足らなくなるのではと心配になりました。
昨年36kgの収穫がありました青根の畑。耕耘が終わるに少々の待ち時間があるようです。
大豆作りに根小屋までは通っています参加者。根小屋より先は足を踏み入れませんから見晴らしよい高台へ案内いたし棚田と景色を愉しんで戴きました。
右端の目立つ建造物が青根中学校。神奈川県一古かった木造の小学校が不審火で焼失し小中の学び舎になっています。
よしみ農園へより拘りトマトを分けていただきました。皮薄く美味しいのですが、若干お値段へ反映しまして売れ行きが曇りですと嘆いておりました。
青根の畑は見た目以上に傾斜があるのですね。傾斜を横切りながらのたねまき権兵衛と自分の体を傾斜から山側に修正しながらの作業で平地より体力が要りますね。
曲がったゴボウのような根はギシギシの根です。何しろゾンビと同じでトラクターで根切りされますと切られた数から芽を出すのです。種も異常に付けるし、根切りすれば増える厄介な雑草で檜原村の畑でも悩まされたギシギシです。
拾い集め畑外へ破棄します。
種を蒔きました3日後の7日の天気は荒れ模様。雨雲レーダーが真っ赤ですから土砂降りですね。去年は一部の種が降雨で流されました。心配ですし、たねまき権兵衛の調整違いで玄蕎麦の在庫なしで万事休すとなるのでしょうか?
作物は育ちます土壌・環境で風味と性質に違いが出ます。刈り入れ時から水分含水率を管理し、新宿中町の名店で石臼引きしたそば粉は十割で打て、二八と錯覚する程の打ちやすさであり、美味しさは故郷の金砂郷を凌ぐと自負しています。