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種清豊のフォトコラムコラム・ギャラリー

2014.02.14【Vol.154】

掃除グッズの話

メンテナンスグッズ

カメラの日常メンテナンスについて以前にも少し触れたことがあります。普段どのようなカメラの手入れをしているかは人それぞれだと思います。そして、手入れに使うグッズもそれぞれでしょう。カメラ用品にはたくさんの種類のメンテナンスグッズがあります。基本的な「ブロアー」、「シリコンクロス、レンズクロス」などの布類、「レンズクリーナー」などの薬品類です。最近では「シリコンクロス」に変わって「不織布」や繊維メーカーが開発した超極細繊維素材、帯電防止素材のクロスも普及してきています。

まず、メンテナンスの前に確認しておきたいカメラの保管場所。湿気を嫌う精密機器であるカメラの保管場所は、押入れやカメラバッグの中は禁物です。撮影から帰ってきてバッグの中に機材がそのままなんてこともあるかもしれませんが、保管には適していません。専用のドライボックス、防湿庫、または風通しのよい室内に必ず保管しておきます。

掃除の際に注意しておきたいことですが、ブロアーでいきなりボディー、レンズを吹かないこと。大きなホコリがボディーやレンズの隙間に入り込んでしまいますので、最初にブラシなどで軽く大きなホコリやゴミを落とします。その後に軽くブロアーです。センサーやレンズなど平滑面に付着したホコリを飛ばすブロアーですが、静電気や油分で付着した汚れは落ち難いものです。その際にクリーニング液をつけた「レンズペーパー」などで清掃します。

ただし、ペーパーでの清掃は拭きムラがでたりしてテクニックが必要です。最近ではカーボンチップが先端に付いた「レンズペン」という製品もあります。汚れの表面をなぞるだけで大抵の汚れはとれてしまいます。センサー用のものもあります。もっともセンサーの清掃はデリケートな部分なので、できればメーカーメンテナンスを行いたいところです。センサークリーニンググッズも多数販売されており、スタンプのようにシリコンゴムでセンサーのホコリを粘着除去するタイプが一般に広く知られており、取り扱いも簡単です。メンテナンスはあくまで自己責任とはいえ、メンテナンスグッズは揃えておきたいものです。最低限「ブロアー」「クロス」はいつでも使えるように用意しておきましょう。


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