携帯電話との違いって?
スマートフォンと携帯電話ではこんなに違うんです。
「スマートフォンって普通の携帯電話とどこが違うの?」「スマートフォンではどんなことができるの?」
スマートフォンと携帯電話の特徴と注意点をそれぞれ詳しく解説します。
スマートフォンの特長
スマートフォンを一言で言うと「通話機能があって持ち運べるパソコン」みたいなもの。
これまでの携帯電話ではできなかったカスタマイズが可能で、さまざまな機能を追加することができます。
自分好みにカスタマイズ
スマートフォンは、アプリをインストールすることで機能を自由にカスタマイズ(拡張)することができます。
ビジネス向けアプリを入れて仕事に活用したり、ゲームアプリや音楽を入れて趣味を楽しんだり、その使い方は自由自在です。
App StoreやAndroid Marketなどから世界中で開発されたさまざまなアプリを好きなようにインストールして自分だけのスマートフォンを作ることができるのです。
タッチパネルで直感操作
スマートフォンの多くはディスプレイが非常に大きく、画面に直接触れて操作するのが一般的となっています。
従来の携帯電話では、どのキーを押せばどんな操作ができるかをあらかじめ覚えておく必要がありますが、スマートフォンでは画面上のボタンを見たまま押すだけで良いのです。
地図の拡大やスクロールも直接画面に触れることで簡単に操作ができます。
持ち運べるウェブブラウザ
スマートフォンは、パソコン用のウェブサイトを閲覧できるように作られています。
タッチパネルでの操作は拡大・縮小やスクロールも簡単で、インターネットをより快適に楽しむことができます。
また、画面も携帯電話に比べて大きく、ウェブサイトに加えて動画の閲覧にも向いています。ノートパソコンよりも軽くて小さいスマートフォンは、気軽に持ち運べるウェブブラウザなのです。
利用時に気をつけること
バッテリー消費に注意
スマートフォンではバッテリー消費に注意する必要があります。ウェブブラウザやアプリの使用に加え、特に操作をしていなくても裏側ででアプリが起動していたり、通信を行っていたりすることがあり、その結果バッテリーが早く減ってしまいます。
モバイル専用サイトは閲覧できない
携帯電話で閲覧していた、iモード・Ezweb・Yahoo!ケータイなどの、モバイル専用のサイトは、基本的にスマートフォンでは見ることができません。(アプリを使って閲覧できる場合もあります)
モバイル専用の会員制サイトもスマートフォンに機種変更した場合は解約することになります。
携帯電話で使っていた機能が使えないことがある
スマートフォンではキャリアメール(@docomo.ne.jp/@ezweb.ne.jp/@softbank.ne.jpといったメールアドレス)、絵文字やデコメ、おサイフケータイやワンセグ、赤外線など、携帯電話では当たり前のように使っていた機能が搭載されていない機種があります。購入の際にはどの機能が使えるのかよく確認しましょう。
携帯電話の特長
携帯電話は無線方式の通信を用いることにより、「屋外に持ち歩けるようにした電話機」のこと。
日本の携帯電話はメール・通話以外の機能が多々盛り込まれた高機能なものとなっています。
高機能な日本の携帯電話
日本の携帯電話は世界でも珍しい高機能な機種ばかり。それも独自の機能が盛りだくさんです。
着メロ・着うた・着うたフル、絵文字・デコレーションメール、おサイフケータイ、会員証・ポイントカード、赤外線通信、QRコード読取り、ワンセグ・ラジオ、キャリア独自のアプリ、緊急地震速報・・・世界で一般的に普及している電話では考えられないほどたくさんの機能が搭載されています。
モバイル専用サイトが楽しめる
携帯電話ではウェブサイトとは別に、iモード・Ezweb・Yahoo!ケータイなどのモバイル専用のサイトの閲覧ができます。
月額利用料を携帯電話の料金と一緒に支払うことで、会員になり特典を受け取れるサイトもあります。
モバイルサイトはスマートフォンに対応していないサイトも多く、携帯電話を使うメリットと言えるでしょう。
豊富なデザインとカラーバリエーション
携帯電話はデザインとカラーが豊富。
ファッションブランドとコラボレーションしたモデルや、キラキラのスワロフスキーが飾られたモデル、スタイリッシュなマットカラーやメタルカラーのモデル、さらに同じ機種でも10色以上のカラーから好きなものを選べるなど、多くの選択肢の中から自分好みの機種を探すことができます。
イルミネーションを搭載した機種も多くあり、好きな色や点滅を設定できます。
利用時に気をつけること
ウェブサイトの閲覧に制限がある
携帯電話でパソコン用のウェブサイトを見ると、表示できなかったり崩れて表示されてしまいます。モバイル用の変換サービスかフルブラウザを使えば閲覧できますが、画面サイズや操作性に制限があり、決して見やすいものではありません。