カメラに向かってハイチーズ!自分撮りでみんなと写ろう
2012.03.06 UP
自分撮りの方法をプロのカメラマン監修のもとレクチャーします
卒業式や送別会、そして入学式など、春は大切な人との出会いと別れの季節。
思い出に、みんなで一緒に撮影するという人も多いのでは?
そこで今回は、自分撮りで記念写真を残す方法を紹介していきましょう。
キレイに撮りたいなら「斜め上」から
自分撮りをするとき、どのように撮っているでしょうか?
カメラを「正面」に構えてハイチーズ。
このように撮ると、どうしても顔全体が平面的に写ってしまい、キレイに撮るのは至難の業。
そこで、カメラを「斜め上」に構えてみましょう。
レンズを少し見上げる位置に構えるだけで立体感が生まれ、表情豊かに写ります。
特に女性は、上目遣いになることで目が大きく、輪郭は細く写り、よりキレイな姿を残すことができるんです。
絶対してはいけないのが、「斜め下」から撮ること。
見下すような目線や鼻の穴が写ってしまうことで、印象が悪くなってしまうので注意しましょう。
自分撮りは「タップ」でブレを防ぐ
最近は、本体のサイド部分にシャッターボタンがついているスマートフォンも増えています。しかし、自分撮りでは使用しないほうがよさそうです。
というのも、カメラを安定させることが難しい自分撮りの場合、シャッターボタンを押すと本体が傾き、ブレてしまう可能性があるから。
そのため、自分撮りの場合はタップで撮るのがベストです。
スマートフォンの撮影で覚えておきたいのは、指を画面から離したときにシャッターを切るということ。
画面に指が触れている状態で、自分や友達の顔が画面に入っているかを確認し、準備ができたら指を画面から離す。
この手順を踏めば、ブレることなく自分撮りができます。
大勢で撮るときは「タテ構図」
卒業式など、大勢で集まって撮るときは、スマートフォンを「ヨコ」に構えるという人が多いはず。
ダメなわけではありませんが、せっかくなら普段とはひと味違った写真を撮りませんか?
することは簡単です。
スマートフォンを「タテ」に構えるだけ。
「タテ構図」にすると、全員が画面に入るため、タテに並ぶ必要があります。
その並び方によって画面に奥行きが生まれ、その場の臨場感や躍動感が写真にも表れるようになります。
また、実は「ヨコ構図」より多くの人が入りやすいというメリットも。
前方の人は必然的に「斜め上」から撮られることになり、かわいく写るので、女性を前のほうに並ばせてあげるといいかもしれません。
撮影を終えて・・・
最近は、自分撮り用のインカメラが内側に内蔵されていたり、顔を認識すると自動でシャッターを切ってくれたりと、自分撮りに適した機能を持つスマートフォンも多くなってきています。
ブログ用に自分撮りをするもよし、卒業式や送別会などでみんなと一緒に撮るもよし。
さまざまな機能を活用しつつ、上で述べたポイントを意識すれば、自分撮りが得意になるはず。
自分撮りは、人の表情を残す写真ですから、とにかく笑うこともポイントといえるかもしれません。
撮影自体を思いっきり楽しんで、最高の記念写真をいっぱい残しましょう!
<監修カメラマン> 片桐圭さん