魚眼レンズを使ってみよう
2011.08.31 UP
定価 | ¥8,100 キタムラ価格はこちら |
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レンズ構成 | 2群2枚 |
撮影倍率 | 広角0.5倍 |
商品サイズ | 最大径25mm×長さ14mm |
重量 | 約10g |
マウント方式 | マグネット |
付属品 | iPhone4用マウントリング(黒)×3枚、フロントレンズキャップ、ポーチ |
魚眼レンズとは?
魚眼レンズとは、半球状に盛り上がったレンズの光の屈折を利用して、180度の視野を一度に写すことができるレンズのこと。
180度の視野をすべて写すので、被写体が歪曲して写ります…と、理屈だけで説明してもわかりづらいかもしれないので、右の写真を見比べてみてください。
左が魚眼レンズで撮影した写真、右が普通のスマートフォンに内蔵されているカメラで撮影した写真です。
違いが一目瞭然ですよね?
魚眼レンズを使うと、垂直に立っているものをグニャリと歪曲させて、180度の風景がレンズ内に収まるように撮影できるのです。この特徴を活かして、ユニークな構図の写真を撮ってみましょう。
左:魚眼レンズで撮影
右:普通のレンズで撮影
さまざまな角度・高さから撮影してみよう
魚眼レンズは前述の通り、180度の視野を一気にレンズ内に収めてくれるので、ただ正面から撮影するだけではあまり面白くありません。
レンズを少し下向きに、地面に向けて撮影してみると、左の写真のように地面が弧を描くようにせり上がったファンキーな写真を撮ることができます。
また、中央の写真のように、ちょっと上向きにレンズを傾けながら木を撮ってみると、歪曲して木全体を写すことができます。
右の写真は、魚眼レンズを外して同じ位置から普通のレンズで撮ったものです。
ぜんぜん違いますね。
左:地面がぐにゃりと曲がります
右:木もいつもより曲がります
空を撮影してみると…
では、魚眼レンズで無限大の空を撮影してみたら、どんな風になるのでしょうか?
まず左の写真を見てください。
こちらは、普通のレンズを空に向けて撮影したものです。なんだかただの撮り損じにしか見えませんね。
右が同じ位置・高さから魚眼レンズで撮影した写真です。
撮影者の位置から見て180度の空すべてが写り込んでいるので、木が円状に写っています。
魚眼レンズで星空の撮影をしたら、面白いかも。
左:普通のレンズで撮ると味気ない風景
右:魚眼レンズで撮ると空が丸くなる
あとがき
魚眼レンズで写したら面白そうな被写体を探すべく、さまざまなものをファインダー(画面)から覗きながら散策していたのですが、ひとつ、「注意しなきゃ」ってことがありました。
それは、自分が写り込まないようにすること。魚眼レンズはファインダーから見えているシーンを、とにかく180度すべて拾おうとするので、ちょっと引きで撮影したり、下からあおって撮影したりすると、自分の足や手が写り込んでしまうのでした…。
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