「農園ホッコリーナ」の開発元・DeNAさんにお邪魔してきました!(前編)
2012.04.10 UP
(お話をうかがった人) 柴犬さん
「農園ホッコリーナ」のキャラクター考案・イベント企画などを手がける。ゲーム内では、農園の番犬として大活躍?
アプリについて
農園ホッコリーナ
¥無料
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カテゴリ | ゲーム |
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更新 | 2012.01.28 |
サイズ | 0.4MB |
言語 | 日本語 |
販売業者 | DeNA Co., Ltd. © DeNA Co., Ltd. |
条件 | iPhone互換iOS 3.1 以降が必要 |
対象年齢 | 全年齢 |
ポリシーは“かわいくて、ホッコリした気分にさせること”
――「農園ホッコリーナ」は“ガッキー”こと新垣結衣さんのCMでもお馴染みの、キュートな農園ゲームですが、開発の経緯について教えてください。
柴犬さん(以下、柴):リリースしてちょうど2年ぐらいになるのですが、最初は、農園で作物を育てて収穫する…という、よくある普通の農園ゲームとして展開していたんです。その後、方向性について話し合ったときに、もともと女性のユーザーさんが多かったので、「農園ゲームというよりも、かわいいものを育てたり飾ったりできるような場にしていこう」ということになりまして、今の「農園ホッコリーナ」があります。登場するキャラクターが、みんなかわいいんですよ(笑)。ちょっとおバカっぽい子やいたずらな子も中にはいるんですけど、基本的には“かわいくて、見ていてホッコリした気分になれる作物や動物を登場させる”ことをポリシーに制作しています。だからゲームの名称も「農園ホッコリーナ」なんです。
――一度作物を枯らせてしまうとまた一からやり直し…という農園ゲームが多いですが、このゲームは水を上げれば作物が元に戻るのが嬉しいです!
柴:やっていてユーザーさんがストレスに感じる要素は、できるだけ無くすように心がけているんです。
――皆さん“ホッコリ仲間”というお友だちを作って楽しまれていますよね。
柴:そうですね。ソーシャルゲームでもあるので、動物を逃がしあったり、協力して動物を捕獲したりと、友だちと一緒に楽しめる…というのが大きな特徴なんです。一緒にゲームを進めていく中で、お友だちに「“ありがとう”と言ってもらえるのが嬉しい」と言ってくださるユーザーさんがけっこういらっしゃるんですよ。日常生活の中で人に“ありがとう”と言ってもらえる機会って、あまりないじゃないですか? 特に、「農園ホッコリーナ」のユーザーさんは主婦の方が多いので、普段掃除や食事の支度を一生懸命やっていても、旦那さんやお子さんに“それが当たり前”みたいに思われていることが少なくないと思うんです。そんな中で、知らない人から“ありがとう”と言ってもらえると、嬉しいものなんですよね。だから今は、かわいい作物や動物に囲まれながらそういったアットホームなコミュニケーションが取れる場として機能することを目指しています。
柴犬さんご本人も癒し系で、話を聞いていてホッコリ♥
ほかのゲームでは出会えないユニーク動物がいっぱい
――リリース後どれぐらいから、ダウンロード数が上がりましたか?
柴:ここ1年ぐらいでグンと伸びましたね。要因としては、捕獲して動物を逃し合う…とか、やはりホッコリ仲間との交流ができるようになったことが大きいですね。その仕組みが受けたというのと、ほかの農園ゲームには出てこないようなかわいい動物やユニークな作物がたくさん生えてくるというのが、ご好評いただいている理由だと思います。ゲーム内では毎月様々なイベントを開催していて、イベント時にしか出てこない作物や動物もたくさんいます。ちょっと前にはお菓子の王国のイベント(「はっぴーお菓子王国」)を行ったのですが、そのときはキャンディ草やカップケーキの実が生えていました(笑)。
――“キャンディ草”と聞いただけで、かわいいビジュアルが目に浮かびます! ところで私はまだ1人も“ホッコリ仲間”がいないのですが、どうやって仲間を見つければいいのでしょうか…?
柴:え、それはダメですよ!(笑) 仲間がいないと100%楽しむことができないですから! でも「仲間の見つけ方がわからない」というユーザーさんも、実はけっこういらっしゃるんですよね。そういう方に利用していただきたいのが、ゲーム内にある仲間検索機能です。「初心者」や「夜更かし」「まったりOK」…など、様々な条件でホッコリ仲間を検索できるのですが、初心者の方は「初心者歓迎」の条件で仲間を探すのがオススメです。とはいえ、ゲームの中でだけの友だちもそうですが、リアル友だちと一緒に遊ぶのも面白いと思います。すぐに全貌がつかめず、進めていくうちにジワジワとわかってくるゲームなので、友だちと「これって、どうやったらいいの?」とか聞き合って、相談しながら進めていくのが一番楽しいですよ。
左:「はっぴーお菓子王国」イベント中は、お菓子の遊園地が!
右:仲間検索で“ホッコリ仲間”を探しちゃおう!
チームで動物園に行くことも!
――「おねぼううさぎ」や「おすわりオカピ」など、登場キャラのネーミングも癒し系ですよね。
柴:ありがとうございます! 毎回絞り出しています(笑)。ネーミングもホッコリできるようなものを考えています。ちょっとしたキャッチコピーであっても、動物に話しかけられているような感じで読んだだけでホっとできるものにするように常に心がけています。たとえばイベントでたまに出現するキャラの場合は、「たまに遊びにきちゃうかも?」みたいな文章にするとか、世界観はとても大事にしています。
眺めているだけで頬が緩んじゃうキュートな動物がいっぱい!
――毎月、何匹ぐらいの新キャラが登場しているのですか?
柴:月に2回イベントがあって、1回に10匹は登場するので、だいたい20匹前後ですね。
――制作スタッフの方は、やはり女性が多いのですか?
柴:デザインやFlashの担当者は女性が多いですね。動物の動きひとつにしてもかなりこだわっていて、「この動き方はあんまりかわいくない!」「こっちがかわいい!」など、相談しながら作っています。新キャラ考案と開発チームの親睦を兼ねて、動物園に行くこともあるんですよ。先日もみんなでサファリパークに行ってきました。大雪で動物が全然出てきてくれませんでしたけど(笑)。
――(笑)。皆さん、仲が良さそうですね!
柴:はい(笑)。面白いことを考えるスタッフがたくさんいますので、いつもみんなで相談して、試行錯誤しながら作っています。
あとがき
後編では、キャラクターの制作プロセスや、イベント裏話などをじっくりお届け! あの伝説の(?)渡り鳥キャラも遊びに来ちゃうかも!?
- ※掲載されている製品・サービスは、2012-04-23 現在の情報になります。
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