あなたは大丈夫? スマートフォンのマナーを学ぼう!
2012.11.26 UP
地図検索できたり写真をすぐSNSにアップロードできたり、何かと便利なスマートフォンですが、使い方によっては人に不快感を与えてしまうことも。
特に街中では、注意が必要です。
今回は、All about「携帯電話・スマートフォン」ガイドのデジモノライター・太田百合子さんに、スマートフォンのマナーについて教えてもらいました。
スマートフォンを操作しながらの歩行はキケン!
最近、駅のホームからの転落事故が増えているそうです。
その原因のひとつといわれているのが、スマートフォンを操作しながらの歩行。
操作中はどうしてもディスプレイに集中しがちで、周囲の状況が目に入りにくくなり、ホームから足を踏み外してしまうようなのです。
さすがに転落はなくても、操作しながら人にぶつかってしまった経験がある人は多いのではないでしょうか。
自転車に乗りながら操作している人もいますが、人身事故につながる場合もあるので非常に危険です。
操作しながらの歩行や運転は、自分も人も事故に巻き込んでしまう危険性があるので避けましょう。
自分の身を守るためにも、駅のホームでの操作は避けるべき。道路でも、赤信号に気づかずに横断歩道を渡ってしまうことがあるので要注意!
街中でのカメラ撮影では周囲への配慮を忘れずに
おでかけや旅行で気分が高まり、風景写真や記念写真を撮ることってありますよね。
そのときには、周囲への配慮が必須です。
周囲の人に配慮
人には肖像権があるため、無意識だとしても他人を撮影するのはマナー違反です。
そして、写真で特に注意すべきなのが「SNS」。
スマートフォンでは、撮影してからその場ですぐにSNS上にアップできて便利です。
しかし、SNSに上げた写真は不特定多数の人が見られます。
知らない人の顔や姿を、勝手に公開するのは問題ですし、自分がされたらいい気分はしないですよね。
その状況を避けるため、街中で撮影する際は他の人が写り込んでいないか注意しましょう。
その場の環境に配慮
屋内でも、美術館や高級レストランなど、写真撮影を禁止している場所もあります。
その場所のルールを守ることも大切です。
レストランやカフェで料理を撮るときは、フラッシュに注意。急に光るとまわりの人を驚かせてしまうので、なるべくフラッシュは切りましょう
使用すべきでない場所では電源オフ
急用の電話やメールが来たとしても、場所によってはスマートフォンの使用を避けたほうがいい場所があります。
公共の乗り物(電車、地下鉄、バスなど)
公共の乗り物の中では、マナーモードにしておくのが基本。通話は禁止です。
優先席の周囲では、電源を切るのがマナーです。
コンサート会場や映画館など暗くなる場所
暗い場所では、スマートフォンの明るい光や着信音は、まわりの人の迷惑になります。
また、自分が思う以上に目立つので、操作は避けましょう。
職場での会議中
最近は、パソコンと同じ感覚でスマートフォンでメモをとる人もいますが、まわりから見るとサボっているように見えてしまうので、あまりいい印象は持たれません。
会議中にスマートフォンを操作していると、自分の評価にも響いてしまうかもしれません。タブレットだと受け入れてもらいやすいようです
あとがき
今回紹介したマナー違反の使い方は、ついついやってしまうものが多いのではないでしょうか。
しかし、無意識の行為が人に迷惑をかけることもあります。
少しの意識で改善できるので、マナーを守って気持ちよくスマートフォンを使っていきましょう!
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