顕微鏡に筋トレ!? インカメラの意外な使い方
2015.09.08 UP
スマホの画面側に付いているインカメラ、自撮り用以外に使ったことありますか?
実は自撮り以外にも、アプリやグッズを使って様々な楽しみ方ができるんです。
今回は、画面を見ながら撮影できるインカメラならではの活用法を紹介します。
インカメラで動画配信できる「ツイキャス」
自撮り以外でのインカメラ活用法といえば、「テレビ電話」がまず考えられますが、同じ要領で、インカメラで撮影中の動画を不特定多数の人に配信できるサービスがあります。それが「ツイキャス」です。
Twitterのアカウントと配信専用アプリ「ツイキャス・ライブ」(iPhone、Android/無料)があれば、誰でも無料で生中継ができますよ。
3G回線でもつながるように調整されているため、動画配信初心者でも試しやすく、いつでもどこでも手軽に楽しめるところが魅力です。
配信中は、動画を見てくれているユーザーからコメントが届くので、複数人でのコミュニケーションツールとしても活躍してくれます。
歌を披露したり、メイクテクニックを紹介したり、ゲームの実況をしたりと、使い方は様々。特技や好きなことを生かした動画配信をしてみるのも面白いかもしれませんね。
アプリ「ツイキャス・ビュワー」(iPhone、Android/無料)があれば、他のユーザーの配信を見られます。
- ©2015 Moi Corporation
インカメラのセンサーを使って筋トレ&リラックス
インカメラを撮影以外の方法で活用し、健康につなげるアプリもあります。
「365日 腕立てアプリ PushApp」(iPhone/無料)は、インカメラのセンサーを用いて腕立て伏せの回数をカウントしてくれるアプリ。
四つん這いになった状態で、インカメラが顔の真下にくるようにスマホを置きます。あとは腕立て伏せをするだけ。顔を近づけるとインカメラのセンサーがそれを感知して、カウントしてくれるんです。
5回、10回、15回…と目標回数を設定できるので、自分の力量に合わせて始めてみましょう。
「Pace Sync」(iPhone、Android/無料)は、インカメラで顔を捉えるだけで心拍数を測定できるという驚きのアプリ。肉眼では見えない顔色の変化を検知し、それを元に心拍数を推定するそうです。
測定した後は、心拍数のテンポに合った動画を再生し、リラックスさせてくれます。
大事なプレゼンや就活面接など、緊張する場面に出くわしたときは、「Pace Sync」を使って落ち着いてみては?
子どもと一緒に楽しめる「実験器具」に変身!?
インカメラのレンズに装着することで、スマホが「顕微鏡」や「虫めがね」になるグッズも登場しています。
「Leye」(3,780円(税込)/テラベース)は、インカメラの上に置くだけで、画面にミクロの世界を映し出せるようになります。
机などにスマホを置いた状態で観察できるので、操作に手間取ってレンズの上に置いた試料が落ちてしまう…なんてことはありません。安定した状態で見られるところが魅力です。
また、タップするだけで撮影もOK。興味深い写真を撮れたら、SNSで発信するのもいいでしょう。
子どもと一緒に、普段とは違う見方で自然と触れ合ってみるのも楽しそうですよね。
雪の結晶も観察できます
「すま虫」(1,080円(税込)/テラベース)は、インカメラが虫めがねに変身するレンズ。
カメラ部分にくっつけたら、間近で見てみたいものを近づけてみましょう。スマホとは思えないレベルの拡大写真を、鮮明に撮影できます。
小さな花に近づいて、かわいらしい姿を収めるのもステキです
あとがき
今回は、インカメラの意外な使い方を紹介しました。
自撮りをするカメラというイメージがありますが、面白い使い方もいろいろあるんですね。
インカメラをいろいろな場面で活用してみると、スマホの可能性が広がりそうです。
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