カフェ撮り2 人や小物を撮る
2014.01.21 UP
SNSの普及でカフェの中で料理と一緒に写真に写ったり撮影するシーンが増えました。人物と料理、や小物撮影についてご紹介します。
料理と一緒に撮る・写る
フェイスブックやツイッター、ブログなどの定番写真のひとつといえるのが食事をしている場面の写真です。誰かと一緒に食事をしている場合には、せっかくなので料理だけではなく自分も一緒に写りましょう。テーブルに料理を置いたままで一緒に撮ろうとすると、どうしても料理も人物も小さめになってしまうので、スイーツなど重さもなく火傷の心配がない場合には、料理を顔の高さまで持っていくと料理と人物のバランスがよくなります。
料理と一緒に撮る・写る
投稿された記事の写真を見る人の心理としては、誰と食事をしているかを無意識に写真から読み取っていたりするものです。そういった写真の心理的効果を応用して写真を演出してみましょう。
被写体の距離は、撮影者との距離感を表します。恋人や親子といった親しい関係の場合は近く(写真:左)に、そうでもない関係の場合(写真:中)は全体が写るように撮ろうとするため、遠くに見えます。また、距離が同じでも仕草やポーズのとり方を工夫する(写真:右)と、より効果的な演出が可能になります。
カフェの雰囲気を小物や雑貨で撮る
カフェの雰囲気を写真に残したい時は、料理、ドリンクだけを撮るのではなく、お店にディスプレイされている小物や雑貨、家具も撮っておきましょう。店内の雰囲気を作っているのは、料理や内装だけでなく、そこで使用されている小物や雑貨といった店主のこだわりが垣間みられるものにこそあります。
スマ☆テクは、スマートフォンのカメラで美しく写真を撮るためのテクニック集「スマフォトテクニック」の内容の一部を掲載しています。もっと詳しく知りたいという方は、本を手にしてみてくださいね。アプリの紹介やデータの管理術など、お役立ち情報がもりだくさんです!
著者プロフィール
黒田智之(くろだともゆき)
LOCUS. AND WONDERS.(ローカス・アンド・ワンダーズ)
1971年生まれ。LOCUS. AND WONDERS.代表。東京都出身。映像制作会社等を経て、現在フリーのクリエイター。近年はiPhoneをはじめとするスマートフォンのカメラ関連書籍の執筆、スマホ 写真関連セミナーの講師も行っている。
『美しく撮るスマフォトテクニック』(FOM出版刊)をはじめ、多数の執筆書籍がある。