ブラックベリージャム

昨年根小屋ファームへ挿し木枝を定植したら沢山実を付けました。ブラックベリーは成長が早いのですね。木イチゴの実は小さな粒（小核果）の集合体で中に種があります。

戴きました量は2,359ｇと思った以上でした。桑の実をジャムにした時も圧力鍋を使用しましたが桑の実よりも種は大きいです。種は加圧で柔らかくなりますでしょうか？

加圧5分をしましたが、種は硬いままでした。

煮汁の糖度12.0％の表示は甘さを感じるのですが、甘さを感じないのは酸味と渋みがあるからでしょうか？

ブレンダーで粉砕します。

金笊で裏漉しをして種を分離します。結構大変です。種を気にしなければ漉す作業を割愛できます。でも舌触り悪しです。
金笊より漉し布を利用し、絞り出せば効率が良いかと思います。

種が姿を現しました。

裏漉しした果汁を加熱するとアクがでます。丁寧に掬います。
煮詰まる前に糖分を加えますと泡坊主が弾け熱いですし衣服に付くとブラックベリー染めになります。又、ブラックベリーに含まれたペクチンは糖分と出会がないと粘度状態が分からない。大凡1/3水分を飛ばした所で糖分を加えました。後は水分を飛ばすか飛ばさないかで好みの粘度にいたします。

加えました甜菜グラニュー糖は500ｇと渋み緩和に蜂蜜をカレースプーンで山盛り2杯加えました。風味付けは手作りリモンシェイロを大匙2杯加え、糖度計の値は甘さ控えめの43.7％を示し加熱を終えました。

輸入物冷凍品のブラックベリーは手に入りやすいですが、生鮮を手に入れるのは難しいようです。観光農園へ摘みに出掛けねばなりません。
都合7瓶のブラックベリージャムに仕上がりました。
栄養と効能に目を見張るものがあり、無農薬でも病気や害虫の心配少なく、暑さ寒さにも強く、チョイトした地べたがあるならば育てたいですね。