修理人たぐちの徒然日記コラム・ギャラリー
2017.09.15【Vol.1496】
浅草寺二天門近くの東京都立産業貿易センター台東館で骨董市が開かれており、散歩がてら出掛けてみました。
取引はさておき人出はまずまずでは無いでしょうか。写真機の売り場もありました。
カバの牙も売り物になるのですね!外国人用に(Hippotamus)の英訳が併記されています。
煙管もありますね。雁首と吸口を繋いでいる竹製の部分が羅宇と呼ばれ、子供の頃「羅宇屋」が自転車に道具を積み蒸気で笛を鳴らし知らせます。蒸気で溜まりましたヤニを流し、痛みました羅宇は交換して貰います。今では落語の世界で所作を知るのみでしょうか?
藍染付は落ち着きますし大好きです。江戸時代は300年。鑑定の知識や目を持ち合わせていません。唯一の知識は高台周りで中に釉薬が掛かっていません。生地の部分の汚れも綺麗ですので江戸時代後期で幕末近くでしょうか?最終日でもあり、一時勤め人時代に古物の取り扱いに携わりましてダメモトで値段交渉をしてみました。昔算盤、今は電卓を叩き、首を傾げます。決裂か?と思いきや手打ちに也、古伊万里染付微塵窓絵山水鉢を求めてしまいました。
浅草仲見世はゴッチャゴチャ!!歩くのも大義です。側道を通りますとデホルメされた元気なおじさんが笑いかけています。似顔絵描きのお店のようです。
昼飯は、浅草蕎麦友と酒を酌み交わしたことのある「魚きち」で済ませます。
かっぱ橋を経由して帰宅しましょうね。帆布のお店に道具巻きがありました。隠居人修理道具のピンセットやドライバーの収納にDELFONICSのロールペンケースを利用しています。帆布のブランドですと良いお値段がするのですね。
ヘンケルのお店がありました。かっぱ橋ですのでアウトレットと思いましたら定価販売との事です。鋳物製と比べ陶器製はお求め易いですね。
亀戸にありますfleur cafe ではSUTOBE製の陶器がお洒落に料理を演出しておりました。
蜜封びんを割ってしまい蓋が残ってしまいました。配送代を考えると割高でびんのみの販売はしていないようです。
間もなく寒さを感じる季節となり、国産レモンが色づきリモンチェイロの仕込み時期になりますから、それまでに買い求めることに致しましょう。
新御徒町の道すがら108円本を求めます。ガラ携を愛す隠居人電車での移動時は読書です。藤沢周平・佐伯泰英両氏は展開も面白くストレスにならないのが良いですね。