津久井在来大豆と蕎麦作り

そろそろ蕎麦畑の作上げをせねばと連絡が入り相模原市緑区根小屋を訪れました。
東京の自宅を出る頃の空はどんよりとした雲に覆われていました。
根小屋へ着くと城山は雲が覆い、小雨がパラパラで暫し様子見をする事になりました。

２０１１年の蕎麦はそんじょそこらとは一線をかす出来でした。良く年、夢よ再びと作付けしましたが、台風被害で僅かな収穫で味わう事も出来ませんでした。
大豆作りに参加している方も美味しい根小屋蕎麦を待ちわびています。
蕎麦の生育は早いですね！連絡いただきました時点では作上げ可能でしたが、程良い降雨があり、畝間が見えなくなっていました。無理に作業しましても。。。との事で放置する事にしました。

播種してから２２日目。早や花芽が上がっています。２週間もすると白い絨毯で覆われますね！それと共に自家受粉しない蕎麦に小昆虫の助けを借りて結実を願うばかりです。

見かけなくなりましたススキを見つけました。ススキは成長が遅く、外来雑草に負けてしまうようです。

野の枯れ木に野草が絡まり仮屋崎省吾もビックリの生け花です。

矢張り天候不順なのですね！時期外れの紫陽花が花火を打ち上げていました。

単数では小さく目をとめてくれそうもない秋の七草女郎花。複数に群れると、緑と黄色が補色となり、秋が近づいてきたと話題になります。

小雨も上がり大豆消毒のお手伝いを致します。消毒は薬剤を散布する方は勿論、ホースを繰り出したり引き寄せたりする補助人員の必要です。
送り出す際は楽なのですが、引き寄せる際は注意が必要なのです。
薬剤散布のホースを操る方の戻り具合を確認しながら引き寄せます。注意を払いませんと畑の中に引き倒してしまいます。其れに引き戻す際のホースの重い事。二の腕がプルプルしてしまいました。

畑の朽ち果てた切り株にサルノコシカケが。。。持って帰り煎じて飲みなさいと渡されたのですが、如何致しましょうか？

前回、激辛唐辛子と青柚子を戴き柚子胡椒を作った話をすると「出来上がれば戴きますよ！」と言われてしまい青柚子を戴いてきました。
出来あいに比べると風味豊かで比較になりません。でも、手数が掛かるのだよね！
隠居人、宿題を持たされ根小屋を後にしました。