修理人たぐちの徒然日記コラム・ギャラリー
2013.09.27【Vol.1003】
埼玉菜園で育てました唐辛子。育ちましたものから順次収穫保存しておきましたが、傷んでもと腰を上げた次第です。縦に分割致します。
小匙で種をこそげ取ります。中の白い部分が胎座で辛味成分のカプサイシンを多く含んでいる部分です。お好みで辛味度になります胎座を加減し、こそげ落とします。
素手で扱うと大変なことになりますので手袋と保護メガネは必須です。
手がヒリヒリした場合はコーヒー粉で洗いましょう。
根小屋で戴きました激辛唐辛子は臍曲がりの様です。
最初、洋包丁を使用しましたが、切れ味が。。。と言う事で日本文化の和包丁有次の薄刃を持ち出しました。
種を除きまして刻みます。
此処からが問題なのです。当初、楽をしようとフードプロセッサーを考え販売元に確認したのです。使用しない方が。。。の回答を戴きました。
プラスティックは外観上穴が無いように見えますが、拡大すると無数の穴があいているのです。穴に辛味成分が入り込み洗いきれませんから次の使用に支障をきたします。
縦横、斜めと包丁を細かく動かし地道に刻むのでした。
マラソンならはかが行きますが、競歩ですのでまどろこしくていけません。
何とか刻み終わった重量が159g。
重量の一割の塩を加え擂り鉢に当てます。
最後に青柚子の果皮をすり下ろし、混ぜ合わせて完成です。
煮沸消毒滅菌した保存瓶に入れます。出来上がりは青臭ささが残っていますが、4~5日馴染ませると風味豊かな柚子胡椒が出来上がります。
刺身は元より、奴豆腐、焼き肉等何にでも合いますね!
手数が掛かる分、楽しみな手作りでした。
訳あって再度柚胡椒を作らねばなりません。埼玉菜園は素直で割きやすいが、求めた青唐辛子は品種の違いか?臍曲がりです。包丁で割るには剣呑です。何か良い方法はと目に入ったのがキッチン鋏。挟みなら曲がっていようと自由自在でした。 残るは微塵切りの方法です。簡単な方法が見つかれば幾らでも作るのですが。。。