修理人たぐちの徒然日記コラム・ギャラリー
2013.11.15【Vol.1025】
千葉県の懇意にしております農家より、蕎麦刈り取りに使います結束用稲藁が届きました。
昨今はコンバインで刈り入れし、稲藁の部分は切り刻んで田に撒いてしまいます。
ですので天日干しはせず熱風乾燥ですので“はさ掛け”の光景を目にすることは無いですね!その昔、稲藁は生活用具等に活用する大事な材料でした。
コンバインの設定を変更頂き、長いまま刈り入れをして頂きました。
檜原村蕎麦作りで使用し、はさ掛後に脱穀します。
何が原因か分かりませんが、昨年より右肘内側を痛め久しく蕎麦打ちをしませんでした。
整形外科にもかかりました。でも注射を打ち続けるのは剣呑だと通院を止めてしまいました。本日は娘の頼みで十割り蕎麦粉1.1Kgで打つことになったのです。
水回し途中です。この後捏ねに入るわけですが、肘に負担が掛かりました。
何とか菊練りまで出来ました。
捏ね程ではありませんが、伸しも肘に負担が掛かるのですね!
越後鍛冶の美しい梨地蕎麦包丁で隠居人苦手の蕎麦切りです。
娘は甲殻類が大好物です。
桜海老唐揚げは牛込柳町つづ久味わい感動したものです。つづ久では生桜海老を使用します。今回は、漁期が終わっていますので冷凍物でした。
作り方を板さんに御願いして見せて頂きましたのを思い出しながら試してみました。
衣は僅かに使い揚げるのですが、1~2枚目は形にならず失敗の巻。
唯の素揚げとなりました。
衣の濃さを変えながら3枚目は成功です。成る程、この濃さか!と4枚目も成功でした。
大きさはフライパンの直径18cmですから見た目より大きいです。
油は傷んでしまいますから破棄です。その前にそばかりんとうを揚げてしまいました。
そばかりんとうも油が傷みますので普段は作れません。ビールのあてに最高でした。
海老は身より殻の方が、風味が強く食べている気がしますね!外食の際、揚げ方なのか?素材の違いなのか?尻尾を楽しめませんとがっかりします。
桜海老は殻を剥くことがありませんから風味も丸ごとで味わえます。
十割り手前蕎麦と相まって楽しみました昼食でした。