修理人たぐちの徒然日記コラム・ギャラリー
2016.08.05【Vol.1365】
肉も魚も骨際が美味しいですね。
上品にホークとナイフで戴くより、行儀が悪いですが豪快に骨を持って囓り取るから美味しいのです。
娘が頼むと銘柄豚のスペアリブを置いていきました。
シンプルに岩塩と胡椒で肉の旨みを味わうのが一番とブラジル滞在経験ある蕎麦友が申します。ですが味付けの希望を出されてしまいました。好き嫌い女王様より戴いたアンデスの紅色岩塩と胡椒を擦り込み2~3時間冷蔵庫で寝かせます。
肉汁を閉じ込めるために表面に軽く火を通します。
漬け汁を作ります。丁度ハワイ産白蜂蜜がありましたので使うことにしました。
此処で何時も悩むのですが、参考レシピを探すと調味料の分量が計量スプーンだったり重量だったりします。ですから知識が無い隠居人は悩むのです。
色々文字列を替えて検索すると農林水産省から容量と重さの関係として公開されていました。(http://www.maff.go.jp/j/fs/diet/table/spoon.html)
調味料として、醤油100g・酒100g・ケチャップ50g・ウスターソース大匙1・蜂蜜10g
砂糖10g。アレンジとして豆板醤小匙1を加えたのです。
スペアリブは1,278gありました。
計りました調味料におろしニンニクとおろし生姜を加えます。
レモンは別途スライスしておきます。
国産レモンで勿体ないと捨てるレモンの皮もすり下ろして香り付けとして働いて貰うことにしました。すり下ろし過ぎると苦みの素ですので表面を軽くすり下ろします。
ジップロックに肉と調味料入れレモンスライスを上下に敷いて冷蔵庫で半日寝かします。
途中、冷蔵庫を開けたときに上下を入れ替えると調味料が行き渡ります。
天板には汚れ防止にアルミホイルを交差させて敷いておきます。
電気オーブンは予熱に時間を要します。200度30分に設定し合図を待ちます。
予熱の熱量も時短短縮になると思い入れてみました。
窓から焼き加減を確認し、焼き色が付いたところで再度漬け汁に浸して天地返しを致します。
良い焼き加減になりました。豚肉ですから金串を刺して内部の焼き加減を確認いたしました。う~ン!涎が出てきました。芋焼酎伊佐美の友として美味しく戴きました。
調理する道具や機器の掃除は苦手では無いでしょうか?一度目の時はアルミホイルをクロスに敷いただけですので隙間より漬け汁が天板迄漏れてしまいました。焼け焦げた漬け汁の掃除は大変です。2回目は、先にクッキングシートを敷き、アルミホイルをクロスにしたのです。若干クッキングシートへ漏れているのが確認できました。
クッキングシートを除けば天板は綺麗なままでした。
性分でしょうか?職歴なのでしょうか?使用後の道具は手入れしてしまいます。
庫内は生暖かい内にキッチンペーパーを湿らし重曹で拭うと綺麗になりました。