とちおとめジャム

京急杉田へ用事で出掛けました。夕餉の買い物には早い気がしますが、早めの人出でした。

イチゴも小粒になってきました。とある八百屋で程良い粒の大きさが一パック（162円税込み）でしたのでぶら下げてきました。中には、受粉する蜜蜂が気に入らなかったのか？疲れたのか？未受粉が見られます。種と思っていたのは果実なのですね。その中に種が入っています。と言う事は果実の数だけ雌しべがあるのでしょうか？未受粉ですと果実が発達しないので、その部分は緑色をしています。赤・緑・ヘタの部分の白でイタリア国旗になります。

痛みが激しいイチゴ。下処理して冷凍しておきます。

重量比40％の甜菜グラニュー糖を加え甘さの様子を見ます。

灰汁取りは美味しさに影響を与えますから丁寧に掬い取ります。

拘りからか、鍋側壁に付いている灰汁もキッチンペーパーを濡らして拭い取ります。

水分の蒸発は糖度を高めます。糖度計の値は水分の蒸発と追加した甜菜グラニュー糖により50％弱となり完成と致しました。

イチゴの形を残した緩めのプレザーブ仕様となりました。

その後、近所のお店で杉田までの交通費を考えるとお値打ちのイチゴに出会いカゴの中へ。
粒は少し大きめでした。下処理をして冷凍庫で保存します。

重量比40％から始まり、追加と煮詰め具合により糖度が変化していきます。

粒が幾分大きかったので1/2にしたイチゴは形を失いましたが、パンに塗るには都合が良いですね。とちおとめは香り良く甘さ控えた手作りジャムはヨーグルトに掛けても美味しく頂けました。