修理人たぐちの徒然日記コラム・ギャラリー
2016.07.29【Vol.1362】
間もなくの梅雨入りに合わせたように麦が黄金色となり刈り入れを待っています。
昨年植え付けた蕎麦が零れ、夏蕎麦を植え付けたようです。
夏蕎麦と言えば苦い思い出だけですね!種の問題か?2回とも収穫に至りませんでした。
暖冬の影響でアーティチョークが元気です。
西洋アザミの蕾を食するのですが、鎧のような萼で覆われています。
僅かですが日本でも自生するアザミの蕾を剥きますとハートがあるようです。
美味しいか?不味いか?味わったことはありません。
萼の先端は鋭いので切り落として茹でます。湯が灰汁で茶色く染まります。
トングで萼を摘まんで剥がれますと茹で上がりです。
萼を剥がしますと中心部に雄しべと雌しべが現れますが、可食には向かず取り去ります。
中心部の萼に僅かですが可食部があり、包丁の背で扱きます。
アーティチョークハートが現れました。
何ともはやゴミの山です。
3個の下拵えが終わりました。
萼の部分の可食部はブレンダーで粉砕し、アーティチョークハートを浮かべます。
味わいはと申しますと、美味しい栗風味ですね。ヨーロッパでは春を告げる野菜として山ほど積まれて売られています。日本ではマイナーな野菜です。缶詰として売られているのを調理した方が楽ですね。でも生に勝るものは無いと思います。
旧津久井町根小屋で戴きました間引きのニンジン・蕪に津久井ふるさと玉子の目玉焼きが健康的です。蕪は漬け物、味噌汁の具が一般的ですね。生は蕪の持っている甘さと香りが美味しい。両者とも生ならばビタミンを破壊せず丸ごと摂取出来ます。
もそっと盛り付けに工夫が必要のようです。