修理人たぐちの徒然日記コラム・ギャラリー
2016.08.26【Vol.1373】
台風5号の影響で高温注意報が発令されています。蕎麦を蒔く時期は暑いものと承知はしていますが、暑いです。
同行者が十割蕎麦打ち教室日に当たり、道中の時間短縮で綾瀬まで赴きました。
千代田線の盲腸線は0番線乗り換え。ハリーポッターの世界のキングスクロス駅にも存在し、此処以外に0番線は多々存在するようです。
近いうちに北綾瀬始発の直通運転がなされるようで、0番線は如何なるのでしょうね?
首都高入り口近くの丸亀製麺で腹拵え。初めて味わいますが、長蛇の行列でした。
ワイキキのお店も行列長く我慢強く並んでいる方がと記憶しています。
圏央道相模原IC傍の温度計は33度を示しています。標高200mの旧津久井町根小屋ですので都心よりは若干低いです。
池袋東武カメラ修理受講生の仲介で分けて頂きました常陸秋蕎麦を播種致します。
作物は土壌・生育環境に依存します。根小屋で育ちました常陸秋蕎麦は風味良く、二八と錯覚する程の伸びの良さは驚嘆ものの蕎麦となります。
畝間20cmをトンボで曳き、種まき権兵衛で播種します。20アールの畑は一往復が限度。
倒れる前に交代しながらの播種でした。蝉の鳴き声もアジ~と聞こえます。
間違いなく種が落ちていくのかを確認します。
昨年は蒔き過ぎの感ありで、ベルト穴を一つ飛ばし、量を加減いたしました。
如何なる案配か?お勉強です。
昨年までお借りしていた3アールの畑には、秋田蕎麦打ち合宿の際、地元蕎麦農家より分けて頂いた在来種を播種致しました。北の品種ですので如何なる成長と収穫をもたらすのか?楽しみです。
翌日は旧津久井郡青根。現相模原市緑区青根の畑に常陸秋蕎麦を播種しました。
圏央道相模原IC傍の温度計は31度と若干低くなりました。標高400mの青根ではありますが陽射し強く帽子の中へ保冷剤を入れ熱中症を防ぎます。
高所でもあり、歳による酸素交換能力の低下と連日の種まき作業でヘロヘロです。
根小屋とは異なる赤土。常陸秋蕎麦の故郷金砂郷も赤土。異なります環境と土壌、昼夜の気温差は風味に違いをもたらすのでしょうか?
通路が汚れてしまいました。箒の用意無く隠居人ススキを箒代わりと気遣いをいたします。
今年4月火災で焼失した青根小学校に寄ってみました。建物は片付けられ鎮座している100周年記念碑は無言の証であり、校門脇の楠の大木は児童の育みを見続けてきたと思います。
うんていで遊ぶ子供達の声は山間にこだませず静寂に包まれておりました。
一度戦時中にも火災で焼失しました。物資不足の時代。山から木を切り、釘1本、2本と住民が持ち寄り再建された地域の誇りでもありました。
青根小学校をご存じない方が大方と思います。ドラマ「CHANGE」でキムタクが教壇に立ちましたロケ地が青根小学校の一教室でした。と申せば思い出される方もおられるのでは無いでしょうか。