修理人たぐちの徒然日記コラム・ギャラリー
2016.11.04【Vol.1394】
檜原村下川乗地区にあります蕎麦畑の確認に行ってきました。相次ぐ台風が襲来しましたが直撃を免れたとは言え山峡に風が舞ったようで倒伏していました。
ここ2~3年は極度の不作に見舞われていました。地元の方のお話しによれば小昆虫、特に蜜蜂の数が減少しているとのことでした。見た限りでは以前より受粉した実の数が多いように思え、若干期待してしまいます。
檜原通いをして一昔になりますが、檜原街道で出会うのは初めてです。撮影しようと車を止めましたら雄猿が近づき威嚇してきました。今年の山の実りは不作のようです。
隣家軒先にぶる下がるスズメバチの巣が大きくなり、盛んに出入りしています。
秋になると気が立つようで1匹でも人を襲うと地元の方が話されました。
刈り入れ時が心配ですね。
隠居人健康年齢を延ばそうと、JAあきかわで庶民的なお値段の「烏骨鶏玉子」を求めてしまいました。
美味しい檜原村特産蒟蒻芋を使用している「こんにゃく」を求め寄り道をいたします。
旧津久井町根小屋へまわり昼食。今日のランチにハムかつとあります。
懐かしいですね!周りが赤く薄かったハムかつでしたね。当時はご馳走でした。
しかし豊かな時代ですから、厚切りハムは古のご馳走と違いがありました。
食事後は旧津久井郡青根へ向かいました。こちらは乱雑に倒伏しています。
檜原村と比べると小昆虫が乱舞していましたから受粉が進んでいました。
蕎麦を初めて作付けすると豊作のジンクスあり、期待してしまいます。
お世話になっています農家の20アールの蕎麦畑も倒伏していました。
風の仕業と言うよりは台風による強い雨の重さで倒伏したと訊きました。
風にも雨にも弱い繊細な作物なのです。
小昆虫が多く住む根小屋は実付きも良いですね。
最後は秋田八峰町の農家より分けていただきました在来種。良き実の付き方です。
常陸秋蕎麦と比べると花が咲いていますし、葉が元気です。北国の種ですから栽培期間が短いと考えていたのですが、環境の違いからか長くなりそうです。
畑に近づくと雀が数十羽飛び立ちました。蕎麦の実は下部から花が咲き、受粉し実になり熟度が増していきます。倒伏すると啄む環境が整ってしまいます。
これは堪らんとホームセンターへ駆け込みアルミテープを求め張り巡らせたのです。
効果の程は如何でしょうかね?