根小屋蕎麦（萌芽しない理由？）

不安定な天候が続き局地的に豪雨となっています。8月6日に蕎麦を播種し、萌芽したとの連絡が届きましたので根小屋へ向かいます。
間もなく新宿にかかりますと強い雨が落ちてきました。

圏央道に入りますと雲が低く立ちこめてもフロントガラスに雨粒は見られません。

昨年までお借りしていた畑には秋田八峰町の蕎麦農家より分けて頂きました在来種を蒔きました。北国の品種ですからどの様な成長をするか興味津々です。
寸足らずの畝がありますね！種まき権兵衛を最後まで走らせなかったようです。
早、本葉もしげり始めましたがチョイト小さめでした。八峰町では草丈は短い様で暖地では如何なりますでしょうか？

同じ作物は連作障害で収量が落ちますし土地が痩せてしまいます。
休ませると雑草が蔓延り手入れをしなければなりません。蕎麦を育てて障害を回避します。
此方は蕎麦の銘柄品種常陸秋蕎麦を播種して良き萌芽となりました。

秋田県八峰町の在来種と比べると、常陸秋蕎麦の本葉は大きめです。

畦道に去年の種が零れたのでしょう。一株花を咲かせていましたが昆虫が気付かないのか？少ない虫媒でした。

スイカを栽培し味見したのでしょう。しかし打ち捨てられている姿は満足出来なかったと推量します。

相模原市緑区青根地区に蕎麦を播種したのですが、元の畑土の部分のみ綺麗に萌芽していました。

斜面は疎らな萌芽です。赤線で囲った部分は参加者が播種した所ですが隠居人が雑草を処置したので、再度播種したのです。
ですから蒔き忘れには当たりませんね。でも萌芽していない。荒れ地でも育つ蕎麦と言われる面影も無い疎らさです。原因は何なのか？
色々と考えました。檜原村蕎麦畑は鳥害で蒔いた種を穿り食べられてしまいました。
もしかしたら土質ではとの意見がありました。
旧道志みちは狭く新しい新道志みちを通しました。その際擁壁で土止めし、新たな土を入れたのです。その土にはコンクリート片が混ざっており、アルカリ度が強いかもしれません。今度、自前の酸度計で計測してみます。