檜原村蕎麦の脱穀

天気予報により檜原蕎麦の脱穀日が一日繰り上がりました。11月2日に刈り取り、はざ掛けしましたから未熟実も塾度が上がり、乾燥が進んだものと思われます。
電動脱穀機を運び込んだ時には解体され、準備が整っていました。

お世話になっております旧津久井町根小屋ファームさんへ預けてありますMy電動脱穀を檜原村まで運びます。
空は鈍色。とある研究者が中央線にある寺の付く駅毎に気温が１度下がると言います。
中央道を相模原ICで下りますが、八王子JCTを過ぎましたら車内温度が急激に下がります。上下をサーマルに包んでいますが寒く車内暖房を入れました。
播種から75日を経過しても熟さない秋田県八峰町在来蕎麦は実りをもたらさないようです。

早立ちしましたのでパンパティで無料珈琲を頂き朝食としました。
隣接する花卉園ではパンジー・ビオラを一般に販売していました。

檜原街道は徐々に錦の衣替えが進んでいます。山は人工林に覆われ紅葉する木々少なく民家の庭先のモミジ系が夕日色に染まっていました。

運んで来ましたMy電動脱穀機。緊急用の発電機では容量が足らず役に立ちません。
東京から移住されたお宅に電気をお借りします。
以前は手動千歯扱きと足踏み脱穀機でしたので時間が掛かりました。
流石、電動は作業時間の短縮に繋がりました。

収量は思いの外少なく脱穀され僅かに残る実も扱きます。

年と共に参加者減少で蕎麦の作付けを放棄した畑には、元助役さんが育てた里芋をお土産にと分けている所です。美味しゅうございました。

檜原村での脱穀が早めに終了。電動脱穀機を戻します。未だ日の入りまで時間があると収穫が見込めない蕎麦をハンマーナイフロタリーで泣く泣く潰します。
何度か経験していますから農機具の扱いにも慣れてしまいました。

ハンマーナイフロタリーで潰した後にトラックターで耕耘終わる頃には丹沢の山陰に陽が沈み込もうとしていました。