埼玉菜園（玉葱の塔立ち）

自宅プランター栽培のキヌサヤは終わりを告げ、産地を埼玉菜園へ移し初収穫です。
昨年種を蒔き冬越しさせたのです。所が若芽を野鳥に啄まれてしまいました。それでも子孫を残そうとする植物の力強さが勝り多くの脇芽が成長し収穫に繋がりました。
キヌサヤは冬越しさせる作物と思っていたら、寒冷地では春蒔きするようです。
と言うことは暖地ではありますが、蒔いてみる価値がありますね。

前週玉葱の塔立ちが一株で済んだと喜んだのです。お世話になっています旧津久井町根小屋の石井さんに話しましたら、花芽の分化はこれからだよ！と返答が返ってきました。
仰るとおり葱坊主が多々見られたのです。分化させない栽培管理は素人には難しいものです。
塔立ちした玉葱は芯が出来鱗茎が育ちません。昨年の病気に続き佐賀産の収量が落ちるとのニュースが入ってきました。北海道産が如何なるか心配ですね。

定植しました野菜苗の生育は順調ですが雨が降りませんね。もそっと保護したままにして次の機会に支柱を立てることにします。

小松菜・蕪に本葉が生えそろっています。季候が良くなると害虫も活動します。
菜物の害虫カブラハバチを認めました。このままでは丸坊主になってしまいます。薬剤は使用したくありませんので虫除けネットを張りました。

昨年初めて豊作となりました龍馬生姜、一部を種生姜として残し植え付けます。
昨年同様豊作を願い自前の完熟堆肥とマグアンプKを元肥とします。
新生姜佃煮は幾らでもご飯がすすみますし、生姜シロップで作るジンジャエールはこの上なく美味しゅうございました。

相変わらず雑草が生えており、気温と日照時間の関係なのでしょうか？新たな種類が蔓延します。厄介なものにカタバミやイネ科ですね。最悪な雑草は小菊に似た花を咲かせ野の至る所で見かける多年草ハルジオンです。抜いた時に根を残しますと無数に芽を出し根絶しがたい最悪の文明開化後の外来植物です。
雑草を抜きましたら土の中から害虫らしき虫（赤丸部）がぞろぞろでキンチョールしてしまいました。
陽を背にした草取りで背が暑い。ではと冷却水のシュワシュワを飲んでしまいました。

最初の葉は太く柔らかいです。細い葉は伽羅蕗が良いですね。挟みで切り取ると香り成分「フキノリド」が爽やかに香り持ち帰りました。

丁度筍を戴いてありましたので一緒に炊いてみました。食感と仄かな苦みに香りが好きです。埼玉菜園より移植した山椒を木の芽として添えれば最高でした。