修理人たぐちの徒然日記コラム・ギャラリー
2015.04.03【Vol.1212】
例年若干野鳥の食害に遭っていましたが、学習したのか?環境の良さで野鳥が増えたのか?毎朝集団で食事に訪れるのです。 本音は、もそっと完熟するまで待ちたいです。
青さが残っています。日々数を減らしていますから収穫して冷蔵庫で追熟させることにしました。中には完熟して色合いが宜しいのを生食してみました。清々しい柑橘の香りと甘さがあり美味しいです。
下拵えのの泣き所は種を如何に取り分けるかになります。 縦に切ったのでは、種が隠れている部分が出来てしまい取り出すのが大変です。 横に転がしながら種を切らないよう注意して二つに分けます。
見た目を良くするのと火の通りが良くなるよう薄く刻んだ果皮が510gになりました。
水700ccの中に取り出した種とクエン酸を加えペクチンを抽出します。 金柑は果汁が少ないので抽出する際の水を多めにし、煮沸することでカルキ分を除くことが出来ます。
砂糖は加えず。笊で漉したペクチン液を加え果皮が透明になるまで火を通します。 薄く刻みましたので程なく火が通ります。ジャム友から頂きましたアク取りお玉でこまめに救います。 果皮が透明になりましたら、果皮重量40%(200g)の甜菜グラニュー糖を数回に分け加えます。
香り付けにジャム友から頂き、今は解散しましたしろい梨ブランデーを大匙1杯、苦味を抑えるに白バルサミコ酢を小匙1杯加えます。 粘度具合を見極めながら火を止めます。冷めると粘度がましますので多少緩めが宜しいようです。
煮沸した保存瓶に詰め脱気して完成です。 ジャム作りレシピに脱気した際、瓶を逆さにすべしとあります。 保存瓶と蓋は既に煮沸消毒をしてありますね!蓋の殺菌を兼ねては当たらないと思います。 隠居人が手当てしている瓶会社のメールマガジンに脱気の考え方がHP上に公開されていました。 参考にして頂ければと思います。