豚肉の塩釜焼

卵掛け御飯は好みですが白身が苦手で残ってしまいます。捨てるには忍びなく冷凍保存しておきました。塩釜焼を作る切っ掛けは連休に国元へ戻りました阿波国蕎麦友さんが鳴門鯛の塩釜焼を試したのです。鮮度の良いのを手に入れることは難しく豚肉で試すことにしました。保存しておきました白身を解凍しています。

用意したのは、豚のもも肉１Kg・瀬戸の本塩１Kg・ローズマリー・ローリエ・黒胡椒に埼玉菜園で育てたフェンネルを使用します。

フォークで肉をブスブス刺します。黒胡椒を振り掛けハワイ産白蜂蜜を擦り込みます。

瀬戸の本塩に白身を混ぜて床を作った上に豚肉を乗せ、ローリエ・ローズマリー・フェンネルを載せます。
チョイト白身が多く緩い塩となってしまいました。学習したことで次回は様子を見ながら混ぜることにします。

全体を塩で包みます。

オーブンで焼き上げている間にソースを作ります。
玉葱1/4の微塵切りをオリーブオイルでキツネ色になるまで炒めます。
白ワイン１５０cc・赤バルサミコ酢大匙３・醤油小匙１を加え、1/3の量迄煮込みます。
塩・胡椒で味を調え、火を止めてバター小匙１を加えます。

２２０度で３０分焼き上がったところです。焼き上がったかの確認は大事ですね！
オーブンへ入れる前に確認用の穴を計４ヶ所開けておきました。

粗熱をとりますと塩釜は固くなります。麺棒で叩いて塩釜を壊します。

塩釜を除けますと良い香りがしました。
白身が多すぎた為に粉砕の様相で塩が肉に付いてしまい拭うことになりました。

埼玉菜園から持ち帰りましたルッコラ・サニーレタスを添えて玉葱バルサミコ酢ソースで戴きました。塩釜で蒸し焼きと同じですから肉質は柔らかいです。余分な脂分は塩釜が吸収してくれますから脂こっくないです。
柚子胡椒で味わうと和風味でした。
それ程手間は掛かりませんで、オーブン任せの豪華料理となりました。
使用するハーブで風味が変わると思いますので色々試してみたいと思います。