修理人たぐちの徒然日記コラム・ギャラリー
2015.06.12【Vol.1236】
昨夜から雨が降り始めました。枕違いで浅い眠りの隠居人、夜が白け始めると共に目を覚ましてしまいました。屋根から落ちる雨だれの響きが聞こえます。
PCを開き雨雲レーダーを確認します。昼過ぎには太平洋に抜けるとありますが、一日降りやむことはありませんでした。八甲田ロープウェイは強風の為、残念ながら運休です。
宿の前の残雪を記録しました。
R103を引き返し湯治場の佇まい酸ヶ湯温泉が見えてきました。
昨日の絶景、城ヶ倉渓谷は此処を源とし強い酸性の温泉が流れ込み魚も済む事が出来ません。
この先、田地温泉まで雪深く冬季閉鎖されます。幾分溶けたと言え駐車場に10mを超える残雪が有りました。
長袖のシャツに着替えましたが、寒さを車内でも感じます。霧が深くなって来ました。対向車はライトを点灯しています。
やがてR103は蔦川と並走致し、車を寄せられる場所がありました。
僅かに川霧が立ち登っています。河原の岩は雨のお陰で風情ある情景を醸し出しています。
之から向かう奥入瀬川も蔦川に合流し太平洋に流れ込みます。
お昼は道の駅奥入瀬に隣接した奥入瀬麦酒館、出来たての地ビールとアホ丼を楽しむ。
アホとはスペイン語で大蒜。特製タレで大蒜を炒めタレ毎御飯に掛け、ミズ菜・レタス・キムチを飾り半熟玉子を乗せて完成です。大蒜の産地青森ならですね!
出来れば3種類の地ビールを味わいたかったですね!
食事後、道の駅奥入瀬の軒先でリンゴ農家の方がお店を広げていました。
リンゴ産地ならではのリンゴ蜂蜜に出会い財布の紐を緩めてしまいました。
お仲間は、リンゴジュースの宅配を頼んでいます。
青森魚菜センターで味わいましたつがる漬けが美味しくスーパーで求めようと場所を訊きましたところ、最初の信号を右折すれば見つかるとの事でした。
八甲田を出てから信号に出会いませんでしたので、どれ程走りましたでしょうか?地元の方の「直ぐ隣」とかは都会の物差しとは異にします。無事、名称の違いはありましたが求める事が出来ました。
雨に濡れながらの奥入瀬は光が拡散し、岩が乾いている場合と違い良き風情です。
平日で観光客は疎ら、それでも雨具に身を包み遊歩道を散策している姿に出会います。
この後、十和田湖遊覧でしたが霧が深く湖を包み込み運休の憂き目になりました。
お茶する場所も見つからず宿に入れば時間前。ロビーで時間を潰す事になりました。