修理人たぐちの徒然日記コラム・ギャラリー
2015.09.18【Vol.1270】
夏野菜茗荷、初夏から顔を出し始めた茗荷前線は秋田に辿り着きました。
一年中出回ってはいますが、露地物は香り良く一番ですね!一年中出回っているという言は地下茎を低温に当てて育てているのでしょうか?デンドロビュームも夏に山上げして花芽を育てると申します。
秋田県産を沢山いただきました。
水洗いで汚れを落とし、根元を少し切り落とし、真二つに包丁を入れました。
1分ほど湯がきます。
笊(ザル)に取り水分を抜きながら荒熱が収まるのを待ちます。湯がいた事で色褪せしています。
大阪小倉屋出汁昆布を冷蔵庫で一晩水出しいたしました。
昆布出し大匙6・酢大匙4・砂糖大匙2と1/2・塩小さじ1/4で漬け汁を作りましたが、味覚が納得しないのです。塩梅が悪いね!
そこで梅酢を少しずつ加え塩梅を見ました。最後にチョロと落とし良き加減となりました。
冷蔵庫へ納め寝かします。
未だ沢山残っています。冷凍保存出来ますので新鮮なうちに保存することに致しましょう。
翌日味わってみました。茹でることで褪せた色も酢に漬けることで敗者復活しました。
甘酢のサッパリ感とシャキシャキ感が美味しく箸休めになりました。
超簡単はオカカ茗荷。白ゴマを掛ければ尚結構ですね!肴として芋焼酎をチビチビ。
ご飯に載せれば良き香りが鼻腔をくすぐり、シャキシャキ音が心地よい。
茗荷を探している時葉が擦れますと同じ良き香りがします。香り成分アルファーピネンと言う精油成分です。
想像ですが、茗荷の好き嫌いはアルファーピネンに由来するのではないでしょうか?
好き嫌いは別として大脳皮質を刺激する効果があって眠気を覚ます効能があると言います。
又、カリウムが含まれ塩分を排出する働きがありますから、高血圧症の予防になるようです。