修理人たぐちの徒然日記コラム・ギャラリー
2015.02.13【Vol.1196】
3年振りに35kgの収穫をもたらしました畑は冬の佇まいの中、眠りについておりました。
津久井大豆のお手伝いの傍ら蕎麦畑もお手伝い頂きましたから、貴重な旧津久井町根小屋産蕎麦を味わって頂くことになりました。
収穫しまして水分含水率を管理した玄蕎麦は、新宿仲町そばの膳たかさごの宮澤先生のお店へ持ち込み十割で打てる蕎麦粉になりました。
そして、大変だろうからと宮澤先生のご厚意で2Kgの匠の蕎麦を受け取り根小屋へ向かったのです。津久井在来味噌作りの参加者は、名店の蕎麦を味わえる喜びを噛みしめる事になります。
手打ち蕎麦打ち仲間も津久井在来大豆のお手伝いをしており、現地で打ち立て、茹でたてを味わって頂きたく道具を持ち込み、それぞれ1Kgを打ち上げたのです。
又の名を茶そばの隠居人と呼ばれていますから、茶そばを打つことになりました。
蕎麦友が切り終えた蕎麦を見つめ「いいね!」を出して頂きました。
津久井在来大豆が煮上がるのはお昼近くになります。その前に腹ごしらえと傍らの竈で茹で上げて味わいます。
茹で上がりました茶そばです。お茶の風味良く好評でした。
薬味の葱の空中切りは包丁の手入れ悪くダメの烙印を頂いちゃいました。
と申すのも京都有次の薄刃を忘れてしまい酷い切り口の薬味になってしまいました。
寒いですから地元の野菜をふんだんに使用したけんちん汁を仕込んでいます。
あつあつのけんちん蕎麦を楽しみました。
新宿仲町そばの膳たかさごの宮澤先生が打ち上げましたのが2Kg、現地でそれぞれ1Kgずつ打ちました合計5Kgの根小屋蕎麦が参加者のお腹に収まった次第です。