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修理人たぐちの徒然日記コラム・ギャラリー

2014.10.31【Vol.1157】

根小屋蕎麦の収穫

熟れた次郎柿

調布から京王相模原線に入ると車内温度も下がり肌寒さを覚える季節になり、橋本駅に降り立つとブルブルでした。
暑いコーヒーで体を温めながら跨線橋を行き交う人々を眺めると、1枚多めに羽織っています。お洒落なのでしょうか?マフラー姿の女性も見受けらます。
朝晩の冷え込みで根小屋蕎麦畑の傍らの次郎柿も食べ頃なのでしょうね!野鳥に啄まれていました。

根小屋蕎麦の収穫

麻縄で倒伏防止処置をしておきましたが、実が熟す大事な時期に台風18・19号の風に煽られ茎が折れ、枯れてしまった部分もあり、未熟実が多々見られました。

蕎麦の刈り入れと脱穀

美味しい蕎麦を味わいたいと蕎麦作りにいき着きましたが、刈り入れと脱穀に人出を要します。
津久井在来大豆作り世話役さんに御願い致しお手伝い頂きましたが、小さなお手伝いさんは虫採りに忙しいようです。

電動脱穀機

蕎麦作りは耕運に始まり、播種、培土(土寄せ)、刈り入れ、脱穀と労働集約型なのです。
耕運は根小屋農家の方に御願いし、播種は種蒔き権兵衛をお借りして大豆作りの方にお手伝い頂きました。培土(土寄せ)は畝間30cmとし割愛しました。
刈り入れは中腰で辛い物がありますが、鎌で一握り毎に刈ります。
問題は脱穀です。是までは古の農具、足踏み脱穀機で空ですと勢いよくドラムが回転しています。処が蕎麦束を入れますと負荷がかかり減速しますから、ペダルを踏み込まねばなりません。
元気な内は良いのですが、筋肉に乳酸が溜まり出しますと腿が攣ってしまいます。
参加者は年毎に齢を重ねます。富士山から飛び降りて電動脱穀機を手当てしてしまいました。

電動脱穀機

出来れば刈り入れ、はざ掛け天日干し後に脱穀が美味しさへの道なのです。
でも蕎麦打ち合宿への参加と大豆の刈り入れ時期と重なってしまいます。
其れに実が落ちて野鳥が喜んでしまうかも知れません。
手な訳で諸事情が絡み刈り入れ、脱穀と相なりました。
足が攣ることもなく、文句も言わずひたすら電動脱穀機は働き続け代金には代え難かったです。

根小屋蕎麦の収穫

間もなく陽は丹沢の山に沈んでしまいます。間に合うか?と手指を千波扱きと致し蕎麦実を扱きます。

根小屋蕎麦の収穫

根手指の千波扱きも幾らか役に立ちまして寸での処で刈り入れ、脱穀を終えることが出来ました。

根小屋蕎麦の収穫

ハウス内に広げ乾燥させます。後日、改めて唐箕と言う農機具で蕎麦実と葉や茎・未熟実を分けます。

根小屋ブロッコリー

旧津久井町根小屋石井さん育むブロッコリーは癖が無く野菜そのものを味わうことが出来ます。大豆作りに参加されている方の奥様は根小屋ブロッコリーの時期だけ楽しまれると申します。
葉や茎の部分も味わってあげねばとグリーンスープの材料と致しました。

ブロッコリーのスープ

炒め玉葱とブロッコリーの葉と茎を適度に刻んで残り御飯と共に圧力鍋で5分。裏漉し後、コンソメキューブと牛乳を加えて味を調えました。花の部分を沈め美味しく頂きました。

檜原蕎麦結束用の稲藁

自宅に戻りますと懇意にしています千葉の農家から檜原蕎麦結束用の稲藁が届いており、明日から雨の予報です。街灯の下、濡れないようビニール袋で包みました。

隠居人 田口由明


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