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修理人たぐちの徒然日記コラム・ギャラリー

2014.10.24【Vol.1156】

物作り体験教室

土屋鞄製造所のオイルヌメリショルダー

土屋鞄製造所・鎌倉店は出会いと思い出あるお店なのです。
まだ勤め人であった頃、愛用の鞄が寿命を告げていました。しかし、気に入った鞄が見つからず穴が開いたまま暫く使用していました。
巡り合わせなのでしょうか?土屋鞄製造所のオイルヌメリショルダーを知る機会があり、在庫を調べて頂いたら鎌倉店に一点在庫しているとの返事でした。
早速、お店に取り置きを願い横須賀線に飛び乗り手に入れた次第です。
今回も愛用の財布に寿命が訪れ探していたのです。鎌倉店10周年限定財布は隠居人が訪れるのを待っていたようです。
受注生産ですので手元に届くのは師走に入ってからとなります。待ち遠しいです。

物作り体験教室

お店の2Fに道具と共に10名程が体験出来るコーナーが用意されていました。
折角ですから、申し込み挑戦してみました。

作業書とレザーパスケース

体験キットから作業書とレザーパスケースを取りだし、ハサミで型紙を切り抜きます。
次ぎに両面テープを貼り、ずれないように二つ折りにしました。

型紙をマスキングテープで貼り付け

二つ折りしたパスケースを合わせ、型紙をマスキングテープで貼り付けます。

ミシン目にポンチを合わせて金槌で貫通させます

型紙にありますミシン目にポンチを合わせて金槌で貫通させます。
叩きすぎると糸穴が大きくなり過ぎ繋がってしまいますから打つ加減が重要になります。
参加者は慣れていないのか?心配なのでしょうね!小刻みに金槌を叩いていました。
隠居人叩き加減に慣れがありますから、一発貫通するには力加減はどれ程かを計ります。
フムフム!!と最初の穴開けで力加減を会得。
糸穴は一叩きで4個の穴が開き、糸穴がずれない様に2穴を重複して開けていきます。

蜜蝋を縫い糸に塗布

仕上がりに影響する糸穴を平均に開けることが出来ました。
縫い糸は5色から選びます。隠居人ヌメ皮に合わせた縫い糸を選択、蜜蝋を縫い糸に塗布します。

針を縫い糸の縒りを解すように

針に縫い糸を通し、針の先端から5cm程の余裕とし、針を縫い糸の縒りを解すようにして3回通し糸止めを作ります。

千枚通しに木工ボンドを縫い目の中に押し込み糸止め

最初と最後は縫い糸が解けないように回し縫いをします。
そして交互に針を操り縫い始めますが、綺麗な糸目にするには法則があるようです。
1番針を表から裏へ抜きますね!2番針を裏から表に抜くときに1番針の右にするか、左から通すか決めねばなりません。右・左と乱舞させると仕上がりが綺麗になりませんと説明がありました。縫い糸の弛みを採るために締め付ける力も平均しませんと綺麗に仕上がりませんし、強く締めると縫い目を繋げてしまいます。
縫い終わりましたら千枚通しに木工ボンドを縫い目の中に押し込み糸止めをします。

物作り体験教室

木工ボンドが乾きましたら余分な縫い糸を根本で切って完成です。
物作りは楽しいですね!講師の親身なる指導で綺麗に仕上がり感謝です。

甘味処こ寿々

今日も鎌倉は観光客で喧騒の街で渋滞が起きていました。そろそろ帰宅する時間のようで甘味処こ寿々は静寂な佇まい。物作りを終え微かな疲れをわらび餅で癒します。
お~っ!ここのわらび餅は何処か違いますね!腰と粘りがありましても口中に入りますと溶けていき風味があります。本ワラビ粉を練り上げたからでしょうか?
以前、鉄腕ダッシュで手数の掛かる葛粉を製造していました。ワラビ根に含まれる澱粉は5~6%とですから効率は良くありません。
先人は如何にしてわらび根が食用になると知ったのでしょうか?土産の一折りは家人に喜ばれました。

美濃焼の焼酎カップ

鎌倉駅に向かう途中で美濃焼の焼酎カップを求めてしまいました。
またまた、野良仕事後の楽しみが増しますね!
市内散策はせずトンボ帰りの鎌倉でした。

隠居人 田口由明

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