修理人たぐちの徒然日記コラム・ギャラリー
2013.05.10【Vol.952】
ガラ携愛好者の隠居人。しかるに出掛ける時の経路を記憶するか印刷物にしなければならない。面倒ですよね!スマホにすればとの助言もあるが、それ程使用するわけではないのです。では、デジカメがあるのです。PCの地図を記録し拡大して追いかければ同じである。
当初の予定に組み込まれておりましたが、大嵐の予報で気をもみましたが足早に通り過ぎ
友人と桜鍋を味わうために日比谷線三ノ輪駅北千住よりの改札出口で待ち合わせました。
地上に出ますと大嵐の名残の強風が吹いています。
吹きつける強風を切り開きながら目的地に到着です。この一角は周りと雰囲気が違います。
時を経た木造の建物のせいでしょうか?
懐かしいですね!若い頃、お酉さま散策の道すがら冷えた体を桜鍋で温めたものです。
当初、人の流れで隣の天麩羅伊勢屋さんに入ってしまいました(外観が同じようでして、汗)早い時間なのに丼物を楽しんで満席です。どうも様子がおかしいので「桜鍋」と聞くと隣との事で退散致した次第です。後に連れ立った友人から「有名な天丼」のお店と連絡が入りました。次回の楽しみと致す事にしたのです。
一番乗りの店内です。この画像を撮影できたのも隠居人の性格でしょうか?
友人達は近くを記録すべきで忙しいようです。隠居人、店前に佇みます。案の定、大人数の友達仲間が到着、続いて二組の御夫婦と並び始めました。
一番乗りですから当然ですが、週末30食限定の料理を頼む事が出来ました。
味わいたかったのは馬刺しの握り。思っていた以上に美味しかったですね!それと馬刺し・ユッケが美味しい。ヘタなマグロより美味しいです。
味噌煮込みで味わいます桜鍋一人前です。
一同食欲があり、お櫃をお代わりしてしまいました。
デザートは抹茶と桜のアイス。食後のアイスは心地よいですね!
楽しんで表に出れば吉原大門(よしわらおおもん)。芝に大門(だいもん)がありますよね!漢字は同じでも読み方が違います。最寄駅からタクシーに乗り「おおもん」と告げず「だいもん」と告げると芝まで連れて行かれる笑い話があるようです。注意が必要ですね!
吉原大門交差点に見返り柳に碑がありました。
そして、道路がS字状になっており見通しが利きません。チョイと歩いてみましたが黒服の方が店先に立っており怪しげな雰囲気。男三人が連れ添えばなおさらです。
早々に道を外し旧遊郭盛り土の名残でしょうか?坂になっていました。となると遊女が逃げられないように遊郭を囲んでいたお歯黒掘りはこの辺りでしょうか?
連れ立った友人が、古地図を持ち歩かなければと言います。確かに!!
腹ごなしにと大川端までゾロゾロで歩行者専用桜橋まで歩きました。桜は早々と散ってしまいましたね!大嵐の名残で強風が川筋を吹き抜けます。
トンチではありませんが、飛ばされても良いように橋の中央を渡り長命寺の桜餅を楽しみます。
仲間が通りを介して言問団子の暖簾がはためいていると申します。
折角だから味わうというのです。イヤハヤ若いですね!牛皮を餡で包んであり、トドメの3連団子で脳もお腹も満足です。
河口からの強風にカモメが乱舞しています。チョイト疲れる向かい風です。
歩く足取りも重く水戸徳川家跡を抜けて牛嶋神社に到着しました。近場に在るのですね!
元は本所石原に在りましたが、関東大震災で社殿を消失後、当地で再建されました。
本所時代は、徳川将軍家の崇敬を受け時代小説にも名代で年寄りが祈願に訪れたとあります。何かと堅苦しい女の花園大奥。暫しの息抜きだったと思います。
北十間川に架かる源森橋を渡ります。左手が東京スカイツリーですね!高さ634mで画面からはみ出すのか?人々の数が増してきました。
R453(浅草通り)を右に折れてR463(雷門通り)に入り吾妻橋を渡ります。
あれ~ェ!確か!吾妻橋藪そばが在ったはずなのだが。。。更地なのです。
帰宅後調べますと駒形橋袂に移転していました。もしそのままお店が在れば食べていこうと言いかねません仲間ですので安堵でしたね!
仲見世に入り、冷たい物をと船和の芋ようかんソフトクリームを食べちゃいました。
チョイトお洒落なのは芋羊羹の一片が添えられていることです。食べ終わって、ではお土産に芋羊羹でもと連想致しますでしょうか?