人生七十古来稀なり

くしくも今日の主役が東京マラソン完走祝賀会を行った青山“カザーレ・デル・パッチョコーネ”です。

隠居人、お手伝いに駆けつけ葱切り奉行を仰せつかりました。

当人は今日の今日まで何も知らされておらず２階へ顔を出すと共にクラッカーの祝福音が鳴り響き、驚きの笑顔でした。そして、花束を受け取り“本日の主役”の襷を掛けられてしまいました。
それもその筈、奥様がご主人の古希の誕生祝いの演出を内緒で計画を致したのです。
素晴らしい夫婦愛ですね！
古希は、中国唐代の詩人 杜甫の『曲江詩』の詩句にある「人生七十古来稀なり」に由来 したお祝いなのです。
もう一つは、日刊工業新聞社が中堅・中小企業の優れた経営者を表彰する「第３０回優秀経営者顕彰制度」の最優秀経営者に選ばれ、二重の喜びを多くの方から祝われました。

サプライズとしては主役に蕎麦を打って頂きたかったのですが、本日の席（今日が誕生日）を夫に知られまいとした奥様の苦労話を聴いておりますので「たかさご会」を代表して阿波国の蕎麦友さんが祝い蕎麦をうちました。
出来れば奥様に感謝の愛情込めた蕎麦打ちを、と隠居人は思いしたが。。。

歳の数の蝋燭では折角のケーキが台無しとなります。軟らかな炎に照らし出されるお顔は満面の笑みです。奥様に対する照れでしょうか？（付き添う女性は違います）

お店の方より主料理が供されたと合図がありました。
お店の厨房をお借りして「たかさご会」一同、祝い蕎麦の準備を致します。隠居人、洗い終わりました蕎麦を冷水で締める役です。夫婦の熱き仲を見せつけられ、一段と冷たい冷水でした。
祝い蕎麦は好評でお代わりした方、出来なかった方が居られたようです。
是からも、十割り蕎麦の如く細く長く人生を歩まれる事を祈念致します。