修理人たぐちの徒然日記コラム・ギャラリー
2013.02.08【Vol.917】
昨年6月に播種、土寄せ、クラクラする盛夏の草取りを経て最終章の寒仕込み味噌を仕込みます。幾分寒さが緩んだのは正月くらいでしょうか。。。重装備で根小屋へ向かいました。
車内は調布まで乗客暖房があるから宜しいのですが、ホッカイロも効果無く橋本までブルブルでした。堪らずユニクロに飛び込みヒートテックタイツを求め重ね履きしてしまいました。バケツの氷の厚さが寒さを物語っていますね!
3年間で初めてビニールハウス内の水道も凍り付いてしまいました。水が出なければ味噌仕込みの道具を洗うことが出来ません。湯を掛けて溶かします。
軍手&ゴム手袋と重ねましたが、手が凍えましたね!
農家の石井さんの指導の元、収穫しました津久井在来大豆を洗いお釜に収めたところです。
前半の作業はこれで終わりです。
地元の方が早朝から火入れして4時間、指で潰せるほどの柔らかさに煮上がってきました。
煮上がった大豆は熱々です。麹が死滅しない温度60度以内まで冷やします。
一釜を4等分の12Kgに分けます。冷気で表面は瞬く間に冷えますが、中はアッチチですから腰を上手く使い煮大豆を返す作業をします。
麹5Kgと塩1Kgを合わせる塩切り。蕎麦打ちの水回しの要領でサクサクと小気味よい音色を出しています。
塩切りした麹と煮大豆12Kgに煮汁と種味噌を溶いた1リットルを加え、混ぜ合わせます。粘りが出ますから腕力がいりますね!昨年痛めた右肘が辛いです。
綺麗に混ざりましたでしょう。
ミンサーで磨り潰してお味噌の元の出来上がりを10Kgお持ち帰りとなります。
味噌仕込みの実演です。拘ると木桶が欲しくなりますね!
嬉しいやら悲しいやら10Kgは重かったですね!
昨年、麹を足して仕込みました手前味噌は塩分濃度に変わりませんが、甘味があり美味しく頂いております。
今回も、京王百貨店8F富澤商店で求めた麹1Kgを足して仕込みが終わったところです。
大豆栽培から味噌造りの他に御自身で納豆・豆腐作りを楽しめると思います。我こそもと思われる方は、津久井在来大豆の栽培と味噌加工体験に参加をしてみませんか?
応募要領は、葉書に
1)津久井在来大豆の栽培と味噌加工体験希望
2)修理人たぐちの徒然日記をみた。
とお書きの上、住所・氏名・連絡電話番号を明記の上、下記住所に申し込み下さい。
〒252-0013
神奈川県相模原市緑区根小屋1765-12
石井好一
5月頃になると思いますが、ご案内を差し上げます。
津久井在来大豆普及にお力をお貸し頂けますよう御願い致します。