修理人たぐちの徒然日記コラム・ギャラリー
2013.08.16【Vol.987】
在職中はお世話になりました。暫し御無沙汰を致しておりましたが、ひょんなことから電波が繋がり暑気払いを致す事になりました。
大江戸線月島駅で待ち合わせ、8番で口より地上に出ます。清澄通りを勝ち鬨方面へ200m。案内戴きましたのはビルの谷間で裸電球が明るさを増す日暮れ時の魚仁でした。決してお洒落な雰囲気ではありませんが、ちょいと前までは気軽に立ち寄れるこの様な店が沢山ありましたね!
先ずは隠居人好物の赤貝にビールと枝豆と注文いたします。
記憶が正しければ一皿500円。出て来た赤貝の盛りにビックリします。
枝豆も財布に優しく、盛りが宜しいのです。居酒屋の倍はありますでしょうか。。。
続けて頼みましたのがマグロの刺身。盛り付けに美を感じません飯場盛りとでも申しましょうか?またまた築地が近い性でしょうか?
一片を口に入れます。程良く冷えた肉片が咽頭を滑り落ちる置き土産として、一筋の冷道を残していきます。そして、舌の味蕾に素材の美味しさを残し、暫し脳が記憶しているのです。マグロにも種類がありますね!どの種類かは尋ねませんでしたが美味しい。とか言いようがありませんでした。この一皿が1,500円でした。
隣のお客さんが入れ替わり、頼みましたのが穴子の白焼き。
隠居人、穴子は好んで食べませんでした。若き頃、回転寿司のシャリが隠れる程育ちました穴子と塗られましたツメが合いませんでした。それ以来穴子を避けていました。
其れから40年!!(何処かで聞いたフレーズですね!)年輪を刻み好みが変わりましたでしょうか?神田の玉ゐで味わいました穴子ちらしが美味しく戴けたのです。
そこで、お隣さんを見習い注文してしまいました。贅沢とは思いますが、伊豆湯が島の生山葵を持参すれば至福の時が流れたと思います。
店にぶら下がる短冊を見てもユウジュウフダンとなり決められませんでした。
またまたお隣さんんの所へ運ばれたのが岩牡蠣。過日、築地場内市場でめ開けようとしたが開けられず、近所の魚屋へ持ち込みました次第でした。
同席の方の故郷は秋田。皿に山盛りの牡蠣を楽しんでいたと申しますから、好みなのです。
殻に合わせた肉厚の岩牡蠣は美味しゅうございました。
楽しき魚仁での時間が過ぎ暇をしました。腹ごなしにと月島もんじゃ街を散策しながら最寄駅に向かいます。
冬場は賑やかなのでしょうね!けれどもこの時期火の側は。。。で閑散としておりました。