外食備忘録Vol.9

職場が近くでしたが近寄りがたいお店でした万惣。今年の初め建物が東日本大震災後の耐震基準に合致せず閉店を決めた。とのニュースが入ってきました。其れは大変と閉店まで都合を付けたいが、と思う内に日数がすくなくなってしまいました。惜しむ方々の列に並び味わいました。
何処か懐かしい風味がしたのです。でも、なかなか思い出せませんでしたが、上野・永藤パン店の玉子パンの味がしたのです。玉子パンは母の青春時代の思い出。何度、母の元に運んだことでしょう。しかし、残念ながら数年前に閉店してしまいました。
その母の青春を「石窯パン工房」が復活させたようです。
同じように元従業員の方が「赤坂・Fru-Full」「梅ヶ丘・Little Tree」と歴史の味を受け継いだお店を始めました。機会を見つけて味わいたいと思います。
画像は、万惣フルーツパーラー蒲田支店が前身の市美多寿です。

東京駅構内キッチンストリートにあります果実園。此方のお店のパンケーキは美味しい果物に埋もれたパンケーキです。果物好きの隠居人は喜んでしまいました。
やはりお客様は女性が主ですね！パンケーキに器から溢れんばかりに飾られたフルーツポンチも注文しておりました。そして、アイホンでパチリしてお友達？に送信しておりました。

故・杉浦日向子氏が愛した新宿仲町、蕎麦の膳たかさご。賄いから人気となった冷やし胡麻たれ蕎麦。胡麻たれはホテルオークラで懐石料理を修行した四代目が作り、自家製粉、十割り手打ちの蕎麦と相まって夏季限定だけでは勿体なく忘れられない味わいでした。

新宿伊勢丹Kitchen stageはNHK番組夢の３シェフNEOに登場する日本料理一凛の店主、橋本幹造氏の和のカレーです。材料は、冷やした鯛・新生姜・新玉葱・トマト・胡瓜・柴漬けを味噌・胡麻油・カレー粉で味付け。

半分を残し、ドライトマトで採りました熱い茶漬け出汁をかけて二度味わいます。
日本の食文化を味わいました。

かっぱ橋で用事を済ませ脳を喜ばすために浅草食通街の房寿へ寄りました。今年はアッチチですね！ではと、冷たい飲み物を頼んでしまい肴が寿司ネタの残りアラ南蛮漬け。流石、寿司屋の一品です。

丁寧に飾り付けされて運ばれてきました。添えられたお椀にもアラが使われており美味しい。具の中にコハダがありました。隠居人青魚は戴かないのですが阿波国の蕎麦友さんの影響でしょうか。。。味わってみました。良い仕事をしてありますね！此の魚の幼魚を新子と呼ぶようで、下ごしらえに腕の差が出て小さければ小さい程喜ばれるそうです。

気になっていました青山ツインタワーＢ１にありますターリー屋で本格カレーを味わいました。注文したセットのナンは大きく隠居人にとりましてのご飯は余計でしたね！
ナンのお代わりをすればと反省したところです。厨房ではインドの方でしょうか？忙しなく調理をしていました。場所柄、昼時は込み合いますので避けた方が宜しいです。

大山の大先生にお願いごとを致しました帰りに吸い込まれてしまいまし“たたねや“の喫茶部。実の所は季節限定メニューのオランジェに吸い寄せられました。
売りのバームクーヘンミニにたっぷりの生クリームにオレンジソースとマンゴーシュガーでお洒落に飾り付けられています。
コーヒーは２杯分の量で甘さと苦みを交互に味わえる量で有り難い。隠居人の脳が喜びました一時でした。（東武百貨店１Ｆたねや喫茶部にて）

以前、一人で味わいました室町玉ゐの穴子チラシ美味しかったですね。
日を改めまして数量限定の穴子定食（１，０００円）を友人と愉しみました。数量限定は人気となりますから早めのお出ましをしませんとOUTになりますね！
美味しく戴きまして、納得でお店を後にしました。

時として情報は新たなファイルを記憶します。先日、NHK番組「プロフェショナル仕事の流儀」で８５歳になります金本謙次朗氏の鰻人生を放映しました。
時として情報は渋滞を招きます。以前、隠居人好みの鹿能酒造、能登杜氏濃口尚彦氏の番組が放映され、直後から注文が殺到し、一月に渡り隠居人の楽しみが奪われたのです。
此度も同じ現象が起きているものと思いながら出掛けてみました。
普段は分かりかねますが、予測通り多くの方が並んでおりました。
出来れば金本謙次朗氏の鰻を食べたかった。しかし、高齢故叶えられないとの思いです。
列に並び２時間弱で金本謙次朗氏の職人気質を継承した鰻を味わってきました。