修理人たぐちの徒然日記コラム・ギャラリー
2013.04.12【Vol.943】
当日は海風が冷たく吹き、泣き出しそうな雲に覆われています。
旧横須賀鎮守府司令長官官舎一般開放を見学した後、戦艦三笠記念館に向かうに京急線を一駅戻るか?散歩がてらに歩く?かとなりました。選択したのは散歩がてら、でした。裏道をつづら折りしながらの二人旅で冬に逆戻りした街は人影も疎らです。そんな閑散な街に人々が集まっているYokosuka Port Marketがありました。半月前に開店した施設です。
http://www.portmarket.e-yokosuka.jp/index.htm
東部漁協で販売していた横須賀産牡蠣は殻付きですが加熱専用で、場所柄英文の説明がされています。隠居人、一笊を買ってしまいました。
朝捕り地魚です。時間的に築地より鮮度が宜しいのでしょうね!
鰆は西京漬けが一般的でしょうか。。。鈴木水産では刺身用として販売していました。
実は隠居人、鰆は苦手なのです。と申しますのは独特の風味がダメなのです。
ところが、阿波国の蕎麦友さんは鮮度の良い物は刺身が最高と申します。
そして、築地の「さくら亭」で味わう機会が訪れたのです。確かに旨いです。
直帰なら求めたのですが、寄るところがあり断念した次第です。
イナダも可成り食べ応えがありますね!
河豚の食感に似ていますので河豚と称することがあるようです。天然河豚は高すぎます。カワハギ天然物、3匹を2匹の値段に勉強すると申しますので餌取り名人のカワハギを求めてしまいました。乾き物も美味しいですね。
お店の方に捌いて貰いました。
部位毎に見事に捌いて頂きました。
持ち帰りましたカワハギは、教わったとおり氷水に常きげん(他に日本酒を置いていないのです)を落とし、絞め方々洗い紙タオルで水分を拭います。お酒を加えることで旨味を逃さない効果あり、との事で勉強になりました。
阿波国蕎麦友さんに研いで頂きました有次で薄造りを致します。
右上の薄黄色は薄皮の湯引きです。河豚の皮に似てコリコリで美味しゅう御座います。
塩辛見たいのは肝和えにしました。絞めてから程良い時間が経過して美味しさを楽しみました次第です。近場なら毎週でも出掛けてみたいYokosuka Port Marketです。
牡蠣ボンゴレ(本来はアサリ)として味わいました。残っていたフェンネルバターを一欠いれますとハーブの作用で濃厚で一味違いました。お店で食べれば幾らぐらいしますでしょうか?魚介類にはフェンネルバターですね!
材料は、横須賀産牡蠣・埼玉菜園産のらぼう菜・フェンネルバター・埼玉菜園産蕗の薹の素揚げでした。
フェンネルバターの作り方です。
カワハギのアラで潮汁を作りました。
FBに投稿したら、「具を少し減らして、それに例の木の芽でも乗せれば、たちまち高級懐石椀ですね。」とコメントを戴きました。
失念しました木の芽を浮かせばより美味しかったと思います。