絶品フェンネルバター

埼玉菜園のフェンネル。見分けが付きにくいディルがありますね！どちらも魚介料理やピクルス作りに欠かせないハーブでセリ科です。お店で見かける機会が多いのはディルです。
ディルは一年草、フェンネルは多年草と違いがあり、食べ比べますとフェンネルは香りとともに独特な甘味を感じます。
お互い魚介に合うディルでも作れると思います。しかし、微塵切り大匙２杯は可成りの量が必要ですのでバターの量を加減すると良いですね！

庭隅のしょぼいパセリを摘んできました。

近くのお店がリニュアルしてお洒落な品揃えとなり、カルピスバターも置いてあるのです。でも、量が４５０ｇで１，４７０円もし、一流シェフ御用達とあります。
どの様な風味なのでしょうか？興味はありますが、今回は量的に一般的なバターを選びました。
用意したのは、埼玉菜園産フェンネル・東京菜園産パセリと大蒜（埼玉菜園産は成育中）は青森産となりました。バター２００ｇ。

水分は大敵ですから水洗い後のパセリが乾くまで室内放置を致します。
大匙１杯の微塵切りを作ります。

フェンネルの葉は茎から外し、水洗い後にキッチンタオルで拭うだけでは不十分ですので、パセリと同じように室内放置します。

素材からの水分が出ないよう切れる包丁を使用します。切れ味は和包丁が最高ですね！
有次薄刃で根気よく大匙２杯の微塵切りを作ります。

室温で柔らかくしたバターにパセリとフェンネルの微塵切りを加え、大蒜一欠けを摺り下ろします。

満遍なく全体を混ぜ込みます。

今回は４分割して筒状に成型していきます。成型時に水分が表面に浮き出てきますからキッチンペーパーで巻き、転がして吸い取ります。
成型時に手の温もりで溶け出しますので冷蔵庫で冷やしたり取り出したりとなります。

ラップで包み。

アルミホイルで包み冷凍庫で保存し、使用時に適量切り分けて使用します。
ホタテ貝柱やタラ・サーモンに玉葱・椎茸等を加えたホイル焼きは美味しく、腕が上がったと錯覚するほどです。

チリ産赤海老を娘がぶら下げてきました。生食出来ますが、チョイト遊んじゃいますかね！ 海老の身に生パン粉を敷きフェンネルバターが流れ出ないようにして、トスターでチ～ン。加熱過ぎると身が固くなります。刺身用ですのでミディアムでもOKかと思います。 有塩バターの優しい塩味が素材を活かしていますね！刺身と違う味わいに家族、喜びました。