修理人たぐちの徒然日記コラム・ギャラリー
2014.07.18【Vol.1119】
今年の玉葱の出来は規格外品が多い大玉揃いでした。
又、家庭菜園でフェンネルを育てる方は希なのでしょうね!大玉に育ってしまいました。
時としてキアゲハに食害される程無農薬育ちですから安全ですね!
バルブ部は350gもありました。鱗茎部を剥がし良く洗い繊維を断ちきるように千切りに致します。
埼玉産玉葱をバターで炒め甘味を引き出します。
玉葱の甘味を引き出したところでフェンネルを加え透明感が出るまで炒めます。
水1リットルにコンソメキューブ5個ととろみを付けるために冷や御飯70gを加えて煮込みます。
剣呑ですから粗熱を取りましてからブレンダーで粉砕します。
口当たりを求め裏漉し致します。
繊維質のようですね?それとも粉砕が足らなかったのでしょうか?
疑問に思いましたので所用の序でに日本橋三越5Fチェリーテラスのお店で尋ねてみました。「フェンネルは繊維質で十分に煮込み、柔らかくしなければならない。」と返ってきました。そうなのか?煮込み不足のようでした。次回は活力鍋を利用して見ましょうかね!
裏漉ししたので量的に少なくなりました。
牛乳100ccを加え、蛋白膜が張る手前で火を落とし、塩・胡椒で味を調えます。
器に盛り、フェンネルの葉を飾ります。
生は、ハーブとしての香りが強いのです。火を通すことで香りが弱まりました。
若干フェンネルの風味を残していますが、馬鈴薯臭のしない馬鈴薯スープと言ったところでとても美味しいですね!
今回は温スープで頂きましたが、冷スープでも美味しいのでは無いでしょうか?
お隣さんへ差し上げましたフェンネルは娘さんが調理をして愉しんだようです。
でもね!娘さんが、お洒落な野菜を育てるのね!との会話があったようです。
喜ぶべきか?隠居人、複雑な心境でした。