修理人たぐちの徒然日記コラム・ギャラリー
2014.01.31【Vol.1052】
ヤンニョムを作るには出汁をとります。講座で用意されていたのは干し鱈の頭でしたが、焼きアゴ(トビウオ)でも身近な材料でも良いとの事でした。干しエビも加え旨みを引き出す為に空炒りします。
臭み取りに生姜と葱の葉に昆布出汁を加えて更に煮だし、漉し布で漉して出汁を作ります。
隠居人コンロの傍に立っていましたので出汁に上新粉を加え照りが出るまで練り上げます。
大根は太めの千切でした。ツマの様に細いよりは歯ごたえがあり美味しいと講師は申します。事前に韓国産赤唐辛子を塗しておくようです。
すりおろし大蒜・すりおろし玉葱・すりおろし梨・韓国産赤唐辛子・ジョュカル(魚醤)・アミの塩辛・砂糖・太めに切りましたダイコンの千切・万能ねぎ・芹・長ネギを冷めた糊と合わせます。
隠居人、混ぜるのはお手の物。力仕事を任されました。
白菜は事前に講師により塩漬けしてありました。塩分濃度を確認すると15%はかなりしょっぱかったです。
塩分濃度を下げるのに水洗いをいたし、自然状態で水切りをします。
講師実演後に持ち帰りの塩漬け白菜にヤンニョムを塗布していきます。葉の根元に多く塗りつけて行きます。
ヤンニョムを塗り終わりましたら二つ折にして外側の葉で全体を包みます。
空気に触れさせないように注意し、常温で発酵させた後冷蔵庫で熟成させます。
本格的韓国キムチの仕込みのお味は如何になるのでしょうか?
隠居人好みのカクテキの仕込み方も教わりました。
講師厳選の唐辛子を味見してみました。最初は甘味を感じましてその後に辛味が襲ってきました。韓国では国産よりも中国産が幅を利かせているようですから注意が必要です。
日本にも唐辛子がありますが、純韓国産とに違いがあるようです。風味の違いは土壌の違いで日本の土壌は火山国ですので酸性、韓国は堆積物隆起によるアルカリ土壌だと言うのです。作物にとり土壌の違いは大きな要素ですね!
隠居人、キムチ作り教室に行ってきましたとFBにポストしましたら、好き嫌い女王が純韓国産唐辛子を探して頂きプレゼントされました。
大変なことになりましたね!多くの情報を集め美味しいキムチを作らねばならなくなりました。