修理人たぐちの徒然日記コラム・ギャラリー
2015.03.13【Vol.1204】
①と②のネジを外し、遮光枠を外します。
距離環を無限位置で固定しておきます。
1)直進キー二ヶ所を外します。
2)距離環を無限位置で動かさないようにして内ヘリコイドを反時計方向に回し、中ヘリコイドと水平にします。
3)水平にしたら、外・中・内ヘリコイドの三ヶ所に罫書きを入れておきます。
4)罫書きを入れたら、内ヘリコイドを分離します。
遮光枠を止めていたネジの内1本を戻し、距離環は無限位置にしておきます。
1)距離環を止めている4本の剣先ネジを緩めます。
2)中ヘリコイドを反時計方向に回転させ終端位置を探ります。
3)中ヘリコイドには先に入れました罫書き線があります。
4)中ヘリコイドの罫書き線に合わせて外ヘリコイドに2本線を卦書きます。
中ヘリコイドを分離し、各々の外・中・内ヘリコイドの線条を清掃します。
直進キーは2枚仕様になっており左右にガタが生じた場合は、ドライバー先端を溝に差し込み、広げる感覚でネジを固定する。
コパル製シャター羽根組み込みには難儀しますので並べる際の工具を考案しました。
其れは、蛍光灯のグローランプの外径とシャター内径が丁度合い倒れないようテープカッターを組み合わせた工具です。
何とかせねば!と手近な物を組み合わせる思考が大事ですね!
もう一方が手作りしたのはシャター速度計測器です。
カメラ修理講座受講生の職業は様々ですので得意な分野の知識を発展させるのですね。
表示の一部に納得できない部分があるようで、プログラミングの知識をお持ちの方を探すことにします。