埼玉菜園（空が唸っていました）

東京を出た時はそれ程でもありませんでしたが、埼玉菜園に近づくに連れ風が強くなりました。乗り換えの列車も速度を落とした運行で遅れが出ています。

埼玉菜園に着きますと強風で次郎柿が撓り、上空で空気が擦れてビュービューと唸りをあげています。脚立がひっくり返って怪我をしてもつまりません。剪定を諦めることにしました。となれば、地に足が着いた作業となれば草取りでしょうね！
見落としました「ノボロギク」は花が終わり冠毛（種）になっています。下側には、春の七草と同名の「ホトケノザ」にも花が付いています。塀際ですから暖かいのでしょうか？
まるで石垣雑草です。
ノボロギクは明治初年に欧州より渡来した帰化植物。開花後の冠毛をボロに見立てて名付けたようです。

雑草は、施した肥料を横取りして成長が宜しいのですね！

草取りをしているとキノコがニョキッ。この寒さの中ですよ！根性あるキノコなのですね！

芋類は寒さに弱い。覆土を十分にしておきました里芋を土産にしようと掘って見ました。

掘りました里芋は固いので凍結は免れているようです。
大丈夫なのか切ってみると、茶色い筋が走っています。是では煮ましてもガリガリで色味も悪いと思います。残念ながら破棄してしまいました。
芋類の保存は難しいです。掘り起こして保存すればシナシナになるし。。。考えねばなりませんね！

勿体ないことをしました。食べ切れません玉葱から芽が出ております。
植え付けて葉玉葱で味わうことにします。炒め物にすると美味しいです。

寒さから身を守るために糖分に替えて赤くなりましたルッコラ。食べると甘味を感じます。
野菜全般が高めでレジ袋一杯の収穫は助かります。

落ち葉を掻き分けて早春の香りフキノトウを収穫。
香りと苦味ある菜園育ちは近所に方にも好評です。
2/15放送“キッチンが走る”で吉岡シェフが作ったフキ醤油。肉のソースで使用するのを見ますと涎が出ますね！試してみようと思います。台本無き番組は、土地土地の限られた食材から食材を生かした料理を作り出します。プロの料理人は凄いです。

夏蜜柑の蜂蜜漬けにシェリービネガー・粗挽き胡椒とオリーブオイルでドレッシングを作りルッコラとニンジンのサラダを味わってみました。
清涼感有りで美味しく戴けました。想像力が貧しい隠居人のサラダでした。