種清豊のフォトコラムコラム・ギャラリー
2014.05.30【Vol.169】
本州でもそろそろ本格的な梅雨入りを迎えようとしています。どうしてもこの時期になると、撮影日が雨天と重なってしまうことも多くなるのですが、やはり機材が濡れてしまうのは困りものです。
しかし最近ではカメラのレインカバーやアンブレラクランプなども手軽にカメラ用品として購入ができるので、多少の雨なら防ぐことができます。そのほか、防水スプレーやシャワーキャップなど、写真用品以外のグッズでの防水対策はもちろん、ゴアテックスなど撥水素材を使用したウェアーがあれば完璧です。その他最新のフィルターには超撥水コーティングが施されるようになっているので、水滴がフィルター面につきにくく、かつ拭き取りやすいといったメリットも備えています。
また、撮影から帰ってきてからの機材のメンテナンスも大切です。雨に濡れた機材をカメラバッグにそのまま入れっぱなしは厳禁です。必ず、バッグから出して、空拭きして風通しのいい場所に保管します。防湿ケースに入れるのもいいでしょう。水滴の付いた濡れた機材にブロアーをかけるのも禁物です。水滴がレンズやボディー内部に侵入してしまします。
雨が降っている日の撮影、撮影途中から降り出す雨など、いろいろありますが、雨に臆することなく万全の体制を整えて撮影を楽しんで見ましょう。