夏の風景を撮る

もう少し続きそうな梅雨。不安定な天気が続き、また今年もゲリラ豪雨のような激しい気象に見舞われるのでしょうか。 そんな雨の季節を過ぎれば初夏の風景に出会えます。4月終わりから緑の景色に覆われる日本列島。湖や池の写りこみ、滝の様子など夏ならではです。また夏を代表する風景として気温が上昇して発生する入道雲などもあります。夏ならではの被写体探しをしてみるのも面白いでしょう。

ただし、夏を連想する風景への想いは人それぞれ違ってくると思います。まっさきに山をイメージする人、反対に海をイメージする人といったように、生まれ育った環境、もしくは好きなアクティビティーによっても自然風景への関心度が変わります。先ずは好きな被写体を発見し、撮影してみる。たくさんの被写体を見つけることで写真にバラエティーが出てくるものです。撮らず嫌いよりは何でも撮影してみてはいかがでしょう。

作例は駅前ターミナルに咲くヒマワリ。一面の緑に覆われた夕刻の池の様子。福島県会津坂下で見かけたどくだみの群生。奥会津の朝霧の様子。長野県駒出池の初夏の景色。自宅から撮影した入道雲などです。すべて6月後半～7月にかけて撮影した風景です。身近に見かけた風景、旅先で見つけたちょっとした景色など、暑さ対策に気をつけて撮影を楽しんでみましょう。