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修理人たぐちの徒然日記コラム・ギャラリー

2016.01.15【Vol.1308】

妙高高原清風荘

妙高高原清風荘

小諸蕎麦打ち合宿処みはらし館に別れを告げ、有志一同は延泊の地、妙高へと高速を疾走します。裾野を低き雲に隠して妙高山が幻想的な姿を現しました。
使用しているFBのカバー写真はトリミングされお気に入りです。

妙高高原清風荘

今日明日と酒蔵巡りの予定です。長野と新潟の県境妙高市猿橋地区に150年続く茅葺きの母屋、鮎正宗酒造があります。後に説明を受けますが茅葺きを維持するには大変な時間・労力・費えが掛かると言います。茅葺屋根に色合いの違いが見られると思います。
一度に葺くことが出来ず年月を掛けてるからですね。茅を葺く職人を見つけるのも悩みの様です。

妙高高原清風荘

ご記憶の方もおられるでしょうか?半世紀前の朝ドラ「おはなはん」の撮影地なのです。
一年に渡る撮影期間は何かと気苦労があった由と伺いました。

妙高高原清風荘

こんこん自噴する伏流水は柔らかく仄かな甘味を感じます。後に試飲する鮎正宗に期待します。
以前、傍を流れる護岸工事をした時に水脈に穴を開けてしまい慌てたと聞きました。
又仕込み等の廃水は敷地内で浄化し自然に戻す設備があり、自然の恵みに感謝し、自然を大事にする姿勢が見られ、浄化された先には金魚が泳いでいました。

妙高高原清風荘

始めて出会う鮎正宗。この地を訪れなければ出会えないお酒ですね!
求めたのは純米吟醸古酒・鮎正宗一升瓶(湧水仕込み)・生酒原酒を含め3本となりました。
鮎正宗一升瓶(湧水仕込み)を義兄に披露したら空けられてしまい温燗が美味しいと申しました。

妙高高原清風荘

今夜の宿は家庭的で料理が美味しいと、たかさご店主が選びました妙高高原:清風荘。
駐車場の一角の露天風呂が名物です。露天風呂の使用は受付に置いてあるカンテラの有無です。無ければ先客がおります。漆黒の中にカンテラの淡い光が風情ある露天風呂を醸し出す姿を撮影してみました。

妙高高原清風荘

いや~ぁ!新潟ですね!蟹も刺身も小諸とは異にする美味しさです。
持ち込みのワインが進んでしまいました。

妙高高原清風荘

始めて味わう白子の茶碗蒸し美味しいです。新潟は米何処ろ艶あるご飯におかずは要りません。合宿で鱈腹戴いた天麩羅もお腹に納めてしまいました。

妙高高原清風荘

同室の店主に早朝4時に起こされてしまいました。そのお陰と申しましょうか、露天風呂から眺める朝焼けが幻想的でした。
条件によりましては対岸との谷に雲海が埋め尽くした様子が見られるとの事でした。

妙高高原清風荘

近頃の朝食はビュッフェスタイルが一般的です。
据え膳の朝食を味わったのは何時の頃か記憶の片隅にしかありません。
美味しくても隠居人の消化能力が減衰しています。一膳で箸を置きました。

隠居人 田口由明

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