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修理人たぐちの徒然日記コラム・ギャラリー

2016.06.24【Vol.1352】

揚船・谷田川めぐり&三県境(なまず料理を食す)

揚船・谷田川めぐり

揚船・谷田川めぐり

関東の総本宮、板倉雷電神社。彩色は経年変化していますが残されている彩色と彫刻は見事な物です。
主祭神は「火雷大神(ほのいかづちのおおかみ)」「大雷大神(おおいかづちのおおかみ)」「別雷大神(わけいかづちのおおかみ)」と水を呼び込む大神のようで水害に悩まされた地に建立されたのは如何なる理由なのでしょうか?
田宮の雷電神社は埼玉菜園から程なくの所にあります。

揚船・谷田川めぐり

埼玉県吉川町のナマズ料理も有名になりましたね。
この地も川魚料理が有名で参道に位置する小林屋でナマズ料理を味わう事になりました。
鯰の思い出と言いますと、幼き頃、叔父が用水路に仕掛けを垂らし、鯰を釣ってきて来ました。出刃で骨毎叩き小麦粉を混ぜ油で揚げたたたき揚げを食べた記憶がありますが、美味しかったか?不味かったかの記憶がありません。

揚船・谷田川めぐり

品書きを見ながら悩んでいると、食べきれませんから一番お安いお値段で十分と勧められる良心的なお店でした(720円)。たたき揚げに臭みは感じませが、天麩羅では若干の泥臭さを感じます。人気のお店なのですね!参詣に訪れた方がお土産に注文しています。

揚船・谷田川めぐり

群馬の水郷に揚船・谷田川めぐりの乗船場があります。
この地は水害多発地帯。家々の軒先に避難用の船を揚げていたことから揚船と呼ばれていました。
船頭さんは退職された方ばかり。うら若い女性も一方おりました。出会いました一方はHONDAサービスエンジニアが元の職場。
趣味人なのですね!滑らないための草履は手作り。マテバカシの実が可愛いキャラと化す絵も描きます。乗船記念に戴きました。

揚船・谷田川めぐり

地理的に車利用になります。風情ある船旅を味わう方を散見しました。
所要時間は1時間ほどで料金は1,000円とお得なのです。
もしもお出かけの場合は、開催日の確認をお勧めします。
http://gunma-dc.net/11430

揚船・谷田川めぐり

柳は垂れ下がりお化けの友としか知識がありませんでした。名前の由来は、新芽が赤いからアカメヤナギ。以前は薪として利用されましたが使命を終え、大木化していました。
アメンボウは気ままに川面を滑り、忍者が撒きびしとして利用した菱がゆらゆら。
静かに揚船は進み、川面を渡る風心地よく、頭上の陽射しは強うございました。

揚船・谷田川めぐり

古河の友人が教えてくれた葦の緑と違うマコモダケはイネ科マコモ属の多年草。
黒穂菌の寄生により、秋になると根元部分が肥大したのをマコモダケと呼び食材にします。
「古事記」や「万葉集」にも登場するマコモダケは甘くトウモロコシの風味がするようでが水辺ですのでおいそれとマコモダケ刈りとはいかないですね。

揚船・谷田川めぐり

(動画のアドレス)https://www.youtube.com/watch?v=SMaPZ2wqR7I
担当された船頭さんは多才な方でした。
何曲も喉を披露して頂き、風流な船旅を楽しむことが出来ました。この端唄は「深川づくし」と記憶しているのですが。。。

揚船・谷田川めぐり

揚船・谷田川めぐり

以前は「海老瀬の七曲がり」と呼ばれた地も渡良瀬遊水池の造成工事で発生した土砂で埋め立てられ耕作地となりました。
そして歩いて見られる三県境となりました。ナビが目的地周辺に到着しました。と告げても「何処なのだろうか?」の地です。我らが他に一組訪れましたが「迷いました!」とのこと。私設の案内板が小さく見え「あそこでは・・・?」となりました。

揚船・谷田川めぐり

TVで報道されると訪れる方が増えたのです。報道されたことで自治体担当者と地権者が三県の境界点を確認し、真新しい立派な杭が打ち込まれました。
車にGPSを搭載してあれば北緯36度12分27秒・統計139度39分50秒を打ち込めば楽に着けると思います。隠居人はガラ携帯愛好家ですが、スマホなら簡単でしょうか?

隠居人 田口由明

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