修理人たぐちの徒然日記コラム・ギャラリー
2016.07.22【Vol.1360】
ツマグロヒョウモンチョウのオスが羽化しました。
幼虫を認めてから蛹へと変身し、羽化迄を記録してみました。
国蝶のオオムラサキは各地で保護活動が行われています。個体により食べ物に違いがあり、開発等で住みかを奪われているのです。
又此処の昆虫が生息できるか出来ないかは地球環境も大きく影響を与えるのです。
試しに蝶名で検索すると93,500件ヒットしました。
ご近所の花壇に食草のビオラが残っているのを嗅ぎ分けたのでしょうか?ツマグロヒョウモンチョウのメスがやって来ました。
ツマグロヒョウモンチョウはスミレ類が食草です。
植え込みのビオラに幼虫を見つけました。姿は身を守るために毒々しい姿をしており毒毛虫に似ていますが、毒毛は無く無害なのです。でも姿から嫌われるのですね。
FBへポストすると蕎麦打ち仲間より「庭に居たが取り除いた」と書き込みがありました。無害ですからそっと見守ってくださいと返信すると「了解」と良い返事がありました。
もしもスミレやビオラでツマグロヒョウモンチョウの幼虫を見つけたならば、夏休みの自由研究の課題になり、蛹から羽化する場面は感動を覚えることでしょう。
カイコは頭と数えますが、蝶の幼虫は匹でしょうね。1匹目は蛹になりましたが、何が原因なのか?枝から落ちて命を終わらせました。もう一つの蛹は蟻に襲撃され命を失いました。自然の摂理とは言え悲しい出来事でした。
腹部の黄金に輝く斑点は野鳥に食べられない為の自衛でしょうか。
2匹目の蛹に色の変化が現れました。間もなく羽化が始まるのか?
7月5日午前8:26でした。
NHKあさイチでカエルに見せられた少女を放映していました。
子供の頃は可愛さのあまり緑の小さなアマカエルを手に取ったことがあると思います。
でもヒキガエルとなると一歩下がりますね。自宅でカエルを飼うとしたらどうでしょうか?両親は優しく見守ってくれたのです。
研究の過程で側溝に落ちたカエルを助ける命綱を発明し日本自然保護大賞を受賞しました。
散髪を終え帰宅したのが14:10分。羽化が終わり羽根も乾いていました。
15:57分移動を始めたのです。
動画のアドレス(https://www.youtube.com/watch?v=tpgSKjQW-Ws)
羽根を小刻みに震わせ飛翔への準備の筋力強化でしょうか?
動画のアドレス(https://www.youtube.com/watch?v=Vb_Ih8rwMI8)
準備が整ったのか?高いところへ再び移動を始め、飛翔していきました。
ツマグロヒョウモンチョウは南方系の蝶で南西諸島・九州・四国で見られました。
1980年には近畿以西に1990年代には東海から関東南部へと生息範囲を拡大しています。
2006年には関東北部でも定着したとあります。
と言うことは地球温暖化と平行して生息範囲を広げてきた訳です。
このまま温暖化が進むとミカンは東北地方が主産地になるとの研究報告があり、ツマグロヒョウモンチョウも北上して生息範囲を広げる事でしょう。