修理人たぐちの徒然日記コラム・ギャラリー
2016.07.22【Vol.1359】
地域振興を含めた物作り体験教室が人気です。カメラ修理教室のお仲間と小枝印鑑作りに参加してきました。
教えを請うのは下町気質の匠。完成出来るかな~ぁ!と参加者。すると何処かで訊いたような言葉が返ってきました「大丈夫!」この単語、隠居人がカメラ修理講義の時に発する単語なのです。共通しているのですね。
小枝を拾ってきても材料になるわけではないのです。狂わないようじっくりと数年を掛けて乾燥させなければなりません。切り口がが面白いと渡されたのはドウダンツツジ。
桜材よりは固いようです。
文字であるならば反転させなければなりません。トレシングペーパに思い思いに文字・絵を描き反転させて写します。隠居人、篆刻文字で名前を彫ることにしました。
「明」の文字が細かく難しそうです。でも「大丈夫!」の声が掛かります。
篆刻台を回転させると彫りやすいです。彫刻刀が逃げないようにしなければならず剣呑です。ついつい指先に力が入るようですから休み休みですね。
仲間は完成間近で最終仕上げのようです。
カメラ修理の様には行きませんね。残り一カ所です。
参加者全員の印影と化粧箱に入れて頂きました。
お~っ!かなりの出来映えですね。カメラ修理講座より向いているかもしれませんね!
あたり前田のクラッカーではありませんが、匠の作品は素晴らしいですね。
浅草までは目と鼻の先、以前も味わいました「ひものや」で島ホッケ定食を味わいます。
隠居人、一匹では食べきれないと半身の注文です。
何故か?食後は甘味となってしまいます。
かっぱ橋の食品サンプル店でお高いホッケ焼きサンプルを見つけてしまいました。
それにしてもリアルな焼き色です。
帰り道、伝通院通りで東京都伝統工芸かなや刷子店のタワシ動物に出会いました。
立ち止まった方からは「洗いにくいね~ぇ!」の独り言が聞こえました。