修理人たぐちの徒然日記コラム・ギャラリー
2016.03.04【Vol.1325】
天気は良いのですが、スッキリとした冬晴れとは行かず富士山も霞の先でした。
中央道から圏央道経由で旧津久井町根小屋へ向かっています。
下りた霜に足跡が残る時刻から世話役さん。近郊の方に寄り火入れが行われ津久井在来大豆を炊いています。時には加水をし、灰汁を採りながら炊きあがるのは昼間際です。
大豆作りの皆様に蕎麦作りのお手伝いを戴きましたから蕎麦打ち道具を持ち込み蕎麦を打ちます。お仲間にもお手伝い戴き4Kgを打ち上げたのです。
人気のけんちん汁も豚バラ肉と蒟蒻を除いて地元産の野菜。津久井在来大豆味噌で味を調えて完成です。
いやはや!大変な人気の根小屋蕎麦です。盛り付けに熱い視線が注がれています。
大豆作り参加者の中に饂飩(うどん)職人もおりました。小麦粉は根小屋産の地粉。
饂飩(うどん)専用の生醤油と手作りの柚子胡椒も持参で、隠居人初めての体験となった次第です。
大豆作り参加者35名にお子さん達を加えれば50名近くでしょうか?
十割根小屋蕎麦4Kg・饂飩(うどん)5Kgにけんちん汁一鍋が参加者のお腹に収まってしまいました。
相模原の農家の方がお持ちになりました紅はるかの焼き芋。大豆炊きの余禄と言え美味しゅうございました。
炊きあがりました大豆を計量し、米麹と合わせられる温度まで冷やします。
温度はチョイト熱めのお風呂43~44度程で手を差し込める程度ですね。
米麹5Kgを塩切りしたのに煮大豆(5Kg)と種水を加え均等に混ぜます。種水を加えると煮大豆に粘りが出ますので撹拌も重労働になります。
電動ミンサーで擂り潰せば一段落します。後は各自10Kgの配布を受けて手前味噌を熟成させるのみです。
初参加者は先輩の指導の下、空気を抜きながら容器に詰めていきます。 遺伝子組み換え大豆・添加物の不安からでしょうか?若い方の参加者が増えています。
今年度の参加を希望される方は5月頃でしょうか、神奈川県のお知らせの中で「津久井在来大豆の栽培と味噌加工」のお知らせがあり、申し込みますと津久井地域農業経営士会事務局より開催の詳細が届き、数カ所ある会場へ振り分けられます。 又、根小屋ファームのHPから申し込み戴くと数カ所ある会場から優先的に根小屋会場へとなり、同じく津久井地域農業経営士会事務局より開催の詳細が届きます。